新燃岳噴火しています。
今月1日から再開した火山活動は、火口内東側にある火孔から噴火が起こっていたようです。昨夜は反対側の西側付近からも噴煙が上がっているのが確認された。噴煙の高さは最高で上空1500メートルまで到達し、夜には火口内で大きな噴石が飛び散るようすも確認されています。
気象庁によるとけさ7時ごろからは空振を伴う振幅の大きな火山性地震も観測されており、今月1日以降、火山性微動が継続しているようです。
津波の高さが5100mと聞きましたが、噴火の高さより
遥かに高いようです。
噴火がおきる理由とは、
「マグマだまり」に下からどんどんマグマが入はいってくると、マグマだまりにおさまりきらなくなったマグマが上うえへと上あがっていきます。そのとき、マグマの中にとけていた水みずが、ガスになって出でてきて、マグマは泡あわだらけになります。これによって、マグマが急きゅうにふくらんでさらにいきおいよく上昇したり、出てきてたまったガスがはれつして上の岩石を吹ふき飛とばしたりします。これによって、マグマが地表にいきおいよくあふれ出だし、噴火ふんかがおこります。
いずれも、プレートが関与しているとしたら
新燃岳の噴火は、都井岬東側から潜り込んで来るフィリピン海プレートの影響によるものです。
潜り込みの方角は南海トラフがある方角と異なりますから、南海トラフへ刺激を与えるものではありません。