いつもの定番のベンチ
子供の頃の夏休みの始めは
ワクワクして楽しかった。
40日も学校へ行かなくていいのだ。
夏休みの計画表を画用紙に書いて、
ワークブックは7月中に終わろうと。
午前中は学校のプール、プールのない日はせみ取り。
夕方はトンボとり。
遊び惚けている間に、あっ、という間に
夏休みは終わり。
地蔵盆が過ぎたら宿題が残っていて
「えーい、ままよ」と宿題を残して
学校へ行き「先生忘れました」と言ったら
「お前は夏休み中、宿題忘れてたんか!」
とえらく怒られた事を思い出す。
思い出すが、反省するわけでもなく
毎夏の終りは必ず突貫工事。
熱中症やコロナもなく、夏の終りは皆真っ黒で
中には皮の剥けた子もいて、
あれはあれで楽しかったな!