綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

映画 「Walk The Line~君へつづく道」

2006-03-11 08:58:45 | COLUMN
以前ここでジョニー・キャッシュの事を書いたけれど、ちょうど今彼と、
長年の求愛の末に添い遂げた二人目の妻(少年時代から憧れていた女性歌手ジューン・カーター)との激しいロマンスを描いた映画が公開中ではないか。

 しかも歌の吹き替えなしで挑んだ主演二人(ホアキン・フェニックス、リース・ウェザスプーン)の演技の評判もよく、揃ってアカデミー主演男優女優賞にノミネートされ、ウェザスプーンの方は先日見事オスカーを勝ち取った。

 この女優、ドル箱スターのわりにデコっぱち+アゴ勇で色っぽくないから嫌いなのだ。そういえば「男受け無しでスターになった稀な女優」ってどこかに書かれてたな。でも出身がカントリーの本場ナッシュビルということで、熱唱、熱演も納得なのであった。僕が嫌いでもアゴ勇でもハリウッドの大金持ちだからいいのだ。

 一方のホアキン・フェニックス、彼良いよね。繊細なんだか何も考えてないんだかよくわからないところが。数カット観ただけだけれど、男臭い容姿と歌声がジョニー・キャッシュによく似てる。

 主演男優賞は同じく伝記映画で、作家トルーマン・カポーティを描いた「カポーティ」の役者が勝ち取ったけれど、音楽組としてはフェニックスに取らせてあげたかったなぁ。カポーティの本も好きだけどね。


今日のB.G.M.はもちろん ジョニー・キャッシュ「Walk The Line」