ヒデキがいなくなった喪失感が未だ消えない。ちょっと世代が違う人や興味のない人からしたら、芸能人に何もそこまで・・・と思うかもしれないが、女性だけでなく、50代の男にとってヒデキは幼い頃からいつでもお茶の間にいてくれた、かっこいいお兄さんだったのだ。勝手に親戚だったのだ。
自分が過ごした昭和の諸々への愛情の深さの違いかもしれない。その記憶を当たり前のように照らしていた太陽が突然消滅してしまったようだ。
男子がやがてどっぷりと浸かるロックを受け入れる下地は、その何となくロック的なワイルドさでヒデキによって作られたのかもしれない。
幸い、無数の動画が簡単に見れる時代だから、いつでもヒデキはそこにいる。イメージ以上に素晴らしい歌手で良い歌を沢山残した人だから、ずっと楽しめる。ポケットにヒデキ。ちょっと切ないけれど。
西城秀樹 ブルースカイ・ブルー 1978
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます