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五月晴れ、「さつきばれ」と「ごがつばれ」

2022-05-02 | スタッフ便り

GWも中盤に差し掛かり、こちら福岡は次第に初夏の様相になってきました

(弊社はカレンダー通り平日・土曜は営業しております。)

良いお天気だと浮かぶ言葉…「五月晴れ」!

さて、皆さんは何と読みますか?さつきばれ?ごがつばれ?

実はこの2つには別々の意味があるそうです。

 


「さつきばれ」は5月下旬から7月上旬ごろ

「さつきばれ」の「五月(皐月・さつき)」は旧暦5月のこと。

現在の暦では5月下旬から7月ごろのことです。

ちょうど梅雨の時期にあたり、「五月晴れ」とは雨の日が続く合間の晴れの日のことを指しています。

雨が降り続く中の貴重な日として、喜びを込めてそう呼んだのですね。

この意味で使う場合、読み方は「さつきばれ」となります。


「ごがつばれ」は5月

「ごがつばれ」には、「5月の爽やかな晴天」という意味があり、現在の暦での5月にあたります。

同じ漢字を使うため、「さつきばれ」と「ごがつばれ」は意味や読み方が混ざって使用され、誤用する人が多かったようです。

その誤用が定着し、現在では5月の晴天を「さつきばれ」と呼んでも間違いではないとされています。


実際にはどう使い分けられているのでしょうか。

国語辞書では

「梅雨の晴れ間」という本来の意味と、「5月の爽やかな晴天」という新しい意味の両方を記述。

 

俳句の季語としては

本来の意味で使われることが多く、「新暦5月の快晴を五月晴れというのは誤用」とされる場合もある。

 

天気予報では

読み方にはっきりした決まりはないが、「5月のよく晴れた天気」の意味が一般的。

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