通信の歴史～後編～

今や一人に一台が当たり前となった通信端末。
急速に発達してきた現在までの変化を見てみましょう。

■ラジオ放送を開始　1920年（大正）
世界で最初の公共ラジオ放送は1920年、アメリカで行われた大統領の選挙報告だったようです。
その5年後に日本でもラジオ放送が始まりました。

■日本でのアマチュア無線の始まり　1926年（大正）
日本アマチュア無線連盟設立に始まり、日本で初めて個人に「施設実験局」が免許されました。

■テレビ放送の本放送を開始　1953年（昭和）
世界で最もテレビを見る時間が長い日本人。
1日の視聴時間は平均5時間1分と言われています。




■ポケットベルサービス開始　1968年（昭和）
1996年以降は携帯電話・PHSの普及と引き換えに、ポケベルの解約が進みました。

■首都圏で自動車電話サービス開始　1979年（昭和）
自動車電話が、現在の携帯電話の元になっています。



＜1985年に登場した重さ約3kgのショルダーホン＞


■通信自由化　1985年（昭和）
電電公社がNTTに民営化。通信開放によりパソコン通信サービスが始まりました。
また、これ以前は規制されていたインターネットの電子メールの交換も行えるようになりました。


＜オフィスに普及し始めた1981年頃のパソコン＞


■1990年代
インターネット、デジタル携帯電話の世界的な普及が始まりました。
インターネットのホームページが急速に増加。日本では携帯電話の普及が本格化しました。

■2006年
この頃、世界の携帯電話の出荷台数が年間10億台近くになり、それは 世界人口の約1/6から1/7の規模に相当します。

お客様の声「（有）森山商会様」

■ドライブレコーダー導入による３つの効果

　今回は一般廃棄物集運搬業を行われている(有)森山商会の森山社長様にお話をお伺いしました。
安全運転への取組みには強い信念を持ち、毎年行われる「交通事故防止コンクール」では最優秀賞を受賞されています。
この度導入されたドライブレコーダーも安全運転に対する取組みの一つとのこと。
平成20年11月、富士通テンのドライブレコーダーを全車両に装着。
一年半が過ぎその効果の中で特に業務に変化をもたらした機能とその内容をご紹介します。


□各車両の「いつ・どこ」を地図上に確認できるトレース機能
　以前は収集漏れなどの問合せに対し、乗務員の記憶の範囲で確認していたのですが、導入後は担当の号車を割り出しトレース機能を使って実際に問合せの地点を通過したのか、また何時頃に通過したかを確認し証明できるようになり、問合せから返答までの時間短縮・労力の簡素化ができるようになりました。


＜森山商会様がお使いのドライブレコーダー　DRU-2013V＞


□速度違反・急ブレーキなどの危険運転を採点
　運転評価は事故を起こした回数や運転の良し悪しを他人が評価する程度でしたが、導入後は数値化された危険運転回数をもとに公平な評価ができるようになりました。
ランキングの低い乗務員には、どこが問題点かをピンポイントで指導できるようになり、今では乗務員がランキングの点数を気にし始め、自然と安全運転への意識改善が行われました。


□衝撃時の画像記録で報告・対応も万全
　今までトラブルの報告は乗務員の口頭または報告書によるものでしたが、映像によって、どんな状況だったかを分析できるようになりました。
任意で撮影ができるボタンを使い「住宅街の細道で路上駐車があり現場で立ち往生した」「現場が荒らされていた」「指定外の場所にあった」など、その場の状況を残すこで、その後の対応に大変役立っています。
また、報告書に映像をプラスする事で現場の状況がよりリアルに伝わり報告業務への効率アップに繋がりました。
今では、安全運転講習会の中でヒヤリ・ハットなどの映像を使って社員の教育に一役買っています。


＜ドライブレコーダーを使った安全運転講習会＞


□ 有限会社森山商会
□ 所在地　福岡市南区中尾3丁目35-3
□ 電話番号　092-551-4648
□ 利用台数　12台