12月の星座・誕生石・誕生花
12月の星座:射手座(いてざ)
ラテン語:Sagittarius(サジタリアス)
誕生日:11月23日~12月21日
いて座のモデルは半人半馬の賢者ケイローンだとされています。
粗暴なケンタウロス族と同じ姿をしていますが、巨人族の王クロノスと精霊ピリュラーの子です。
アポロンから音楽・医学・予言の技を、アルテミスから狩猟を学びました。
薬草を育てて病人を助け、洞窟に暮らします。
そして勇者ヘルクレス・英雄カストルに武術や馬術を教え、
英雄イアソン・アクタイオンを養育し、
医神アスクレピオスに医術を授け、
俊足のアキレウスを指導するなどの功績を持ち、知恵の象徴とされました。
しかしヘルクレスとケンタウロス族との争いに巻き込まれ、誤って毒矢を膝に受けてしまいます。
苦痛に耐えかねたケイローンは不死身の能力をプロメテウスに譲って死を選び、惜しんだゼウスによって星座とされました。
12月の誕生石:ターコイズ
名前:トルコ石・Turquoise
分類:リン酸塩鉱物
硬度:5.5~6
宝石言葉:成功・繁栄・健康・旅の安全
昔、トルコを経由してヨーロッパに持ち込まれる貿易品だったため「トルコ人の」という意味で「ターコイズ」と呼ばれるようになりました。
産出地は現在のトルコではなく、イラン周辺・シナイ半島・アメリカ合衆国などです。
トルコの商隊がラクダの首に付けてお守りとしていたことから、「旅の安全」を守護する石とされています。
※ラピスラズリ・タンザナイト・ジルコンも12月の誕生石です。
12月の誕生花:ポインセチア
学名:Euphorbia pulcherrima
科名/属名:トウダイグサ科 / トウダイグサ属
原産地:中央アメリカ(メキシコ)
花言葉:祝福する・聖夜・幸運を祈る
「クリスマスフラワー」とも呼ばれ、クリスマスが近づくと花屋に鉢が並びます。
そのため日本では仲冬(大雪~小寒の前日)の季語となっています。
赤く花弁のように見えるのは葉(苞)で、花は中心に黄色く見える小さなつぶつぶの部分です。
冬の植物のイメージがありますが寒さや霜には弱いので注意が必要です。
※誕生花は国や地域によっても変わります。代表的な1例です。