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クリスマス・イルミネーションの歴史

2022-12-05 | その他

★イルミネーションの起源

16世紀、宗教革命で知られるドイツの「マルティン・ルター」が考えたという説が有力です。

木の枝に多くのロウソクを飾って、森の中で煌めく星空を再現しようとしたそう。

電球が登場するまではロウソクを使っていたので火災も多く、消火の準備や見張りも必要なため大変だったようです。

クリスマス直前にしかツリーを設置せず、終わったらすぐ撤去していたとか。

マルティン・ルター(Martin Luther)
1483年- 1546年


★ロウソクから電球へ

電球イルミネーションを始めたのは白熱電球の発明者「トーマス・アルバ・エジソン」です。

エジソンは白熱電球の宣伝のため、自分の研究所の周りを白熱電球で飾り付けて電車の乗客から見えるようにしました。

騒音の出る発電機は13kmほど遠くに設置し、静かで明るいクリスマスイルミネーションを演出。

2年後にはマンハッタンの友人の自宅にも飾り付けて宣伝は成功、大ヒット商品となりました。

トーマス・アルバ・エジソン(Thomas Alva Edison)
1847年- 1931年


★日本国内への導入

日本にイルミネーションが登場したのは明治時代です。

大阪や東京の勧業博覧会でも盛大なイルミネーションが飾られました。

また舶来品を扱う「明治屋」が銀座に進出、12月15日から毎年イルミネーションを飾りました。

これが年々豪華になっていくと話題になり、広く世間に知れ渡ったんだそうです。

現代ではLEDの普及により、年間を通して色々な場所で飾り付けられています。


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