※前回の記事「~製作編~」
完成した自作ウッドガスストーブですが、そのままでも十分に使えるのですがいろいろとソロキャンプに使えそうな機能を入れてみました。
実は内缶の中にはこのようにステンレスマグカップが入っています。
さらにその中にはヒーターユニット、補助ゴトクが突っ込んであります。
入れてあるマグカップは、これまたダイソーで売っている300mlサイズのアウトドア用の物。
取っ手部分が折りたたみ出来るので、収納がコンパクトにまとまるのが特徴です。
折りたたんだ状態がちょうど内缶の内径サイズにフィットするんですよ。
そして右側に写っているのがステンレス製シンク排水溝ゴミ受け。
こちらも同じくダイソーで購入。
このゴミ受けの中に、0.9ミリスチール針金をコイル状に巻いたものを入れます。
入れた後はコイルが飛び出さないよう、ゴミ受けのパンチングを利用して針金で固定します。
これはアウトドアで良く使われるシングルバーナー用のヒーターを参考にして作ったものです。
焚火は発した熱の大半が真上に上昇気流として流れてしまうため、暖房としては優れているとは言えません。
そこで、焚火で発生した熱をこのヒーターに溜め込んで、遠赤外線効果で体を温めるために作りました。
・・・まあ、効果はイマイチだったんですけどね。
最初の写真でヒーターユニットから飛び出していたV字の金具、この写真の右側に写っているのが補助ゴトク。
これはかき揚げリングの不要になった取っ手部分を折り曲げて作っています。
前回の記事でも示した通り、本体である外缶から内缶を抜き取り、二つの隙間の部分に風防ゴトク(かき揚げリング)を収納しています。
こちらが自作ウッドガスストーブの全貌です。
上部左から、ストーブ本体となる外缶のオイルポット、同じく内缶となる貯金箱、その隣のオイルポット上蓋は三脚を兼ねています。
下部左から、風防とゴトク兼用のかき揚げリング、無加工の300mlステンレスマグカップ、排水ゴミ受けを改造したヒーターユニット。
手前側に写っているのが補助ゴトクです。
これだけのフルセットで、材料費は840円!
細かい材料やちょっとした工具を合わせても1000円を切ります!!
しかもこの写真に写っているすべての道具をスタッキングする事が可能!
およそ直径100mm×高さ135mmの外缶に全て収まります!
完成したウッドガスストーブは、このように鋳鉄製の重いスキレットを載せても大丈夫。
結構しっかりした作りになっています。
大型の鍋やフライパンはこの状態で使います。
では、直径100mmより小さいソロ用クッカーを使うときは?
大丈夫!
通常のゴトクであるかき揚げリングの上に、補助ゴトクを載せます。
V字型になっているので、小さな器具もこのように乗せることが出来ます。
ステンレスマグカップはそのまま直火に掛けられるので、写真のような状態でお湯を沸かしたりする事ができます。
インスタントラーメンには水量が足りませんが、コーヒーやお茶を飲むには十分な量が沸かせます。
こちらはヒーターユニットを載せたところ。
さて、実際は効果が出るんでしょうか・・・?
実際の燃焼している写真は・・・
また次回へと引っ張ります!
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