小学生を中心に、今、非常に人気を博している(らしい)学研の「最強王図鑑」シリーズ。
恐竜とか、神話とかテーマを決めて紙面上でのトーナメントバトルをするという「そりゃ男児好きだわ」となるシリーズ。
「一番強いのは誰だ」という疑問は男児なら必ずと言っていいほど自然に抱く疑問ですね。
ん~、確かに書店でもいっぱい並べられてるもんなぁ。
そんな人気シリーズ書籍が、BANDAIからカードゲームとしてリリース。
と、同時に、なんとソフビフィギュアもリリースされました。
とりあえずリリースされた中から、お試しとして購入したのがこちらの「レヴィアタン」
ソフビ本体にタグが付いている仕様は、ウルトラ怪獣ソフビと同じですね。
このタグは両面印刷されており、切り取る事でそのままカードバトルに使えるプロモーションカードになっています。
~レヴィアタンの肉体は力強く体格に優れ、心臓は石のように硬く、腹は陶器の破片を並べたようで、背中には盾のような鱗が密に並んでいる。
口には恐ろしい歯が生えており、くしゃみをすると光を放ち、その両目は朝日のよう。
口からは炎が噴き出し、鼻からは煙を吹き、その息は炭に火を点ける。
海を鍋のように沸かし、深い淵を白い髪のような光の筋を残しながら泳ぐ。
どんな武器もレヴィアタンを貫けず傷つけることが出来ない。
地の上にそれに並ぶものは他になく、恐れというものを知らない。
何者もレヴィアタンと戦いそれを屈服させることは出来ず、見るだけで戦意を失うほどである~
『ヨブ記』41章
レヴィアタン=リヴァイアサンと認識していましたが、この辺はどの文献からどのように解釈するかで大きく変わる部分ですね。
海の魔物(神獣)のイメージが強かったんですが、最強王図鑑では違う解釈のようですね。
体の鱗の隙間からマグマが燃え盛っているようなデザインになっています。
巨大感を演出するためか、頭部はかなり小さめ。
ソフビなのでシャープな造形は難しいのでしょうが、ちゃんと牙なども作られています。
胴体中央に大きな嵌合はありますが、ここは接着されているようで可動しません。
唯一の可動部分は前足の付け根のみです。
このシリーズの他のソフビを見ても、可動部分は考えられていないようなので、逆に動くレヴィアタンがお得なんですね。
最近のソフビは塗装の省略によるコストカットが激しいですが、こちらはあまり見えない胴体腹部側もかなり広範囲に塗られています。
流石に尻尾側は省略されていますが、これだけ塗られていれば充分ではないでしょうか?
肝心の大きさですが、ほぼウルトラ怪獣シリーズの現行品と同じ大きさです。
モンスターフィギュアとしてはちょっと物足りなく感じますが、実売価格が1000円を切る手軽さを考えれば、これで充分だと思います。
何より、個人的には神話や伝説の空想動物フィギュアがお手軽に買える事が重要だと思っています。
写真のように、ウォーハンマーのミニチュアと並べてもいい感じなので、様々な玩具と絡めて遊べるのではないでしょうか?
うーん、やっぱりアースガロン相手だと物足りないかな?
ドラゴン系では他に中国の伝説の竜「応龍」が発売されていますし、ファンタジー系でケルベロスもリリースされています。
一方で、ティラノサウルスやアフリカゾウ、それにヘラクレスオオカブトなど、かなりバリエーションに富んだシリーズです。
架空生物フィギュアだけでなく、実在動物フィギュアも集めても面白そうです。
バトルをテーマとした造形なので、タカラトミーのアニアともテイストの違う動物フィギュアが手に入るというのも面白いですね。
おそらくカードゲームがヒットすれば、ソフビシリーズも続いてくれるんじゃないかと思いますが・・・
今後の展開に期待しています。
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