有機栽培の立派なレモンをいただいたのでそれで何か作ろうと思った。汁だけ使うと皮がもったいないし、皮だけだと萎びたり腐ったりしてきそうだし、皮と汁を一緒にぴったり1個使えるレシピはないものか?そして出来れば手間のかからないもの ....。
いつものようなマフィンになりました。皮の黄色い部分はおろし金ですって生地に混ぜ込んであるし、果汁も全部入れた。
今回はバター120gに対して卵を3個入れた。卵を先に泡立ててから溶かしバターを入れるわけではない。先にバターを木べらで柔らかく練って砂糖を加えて泡だて器でふわふわにしてから卵を入れる普通の方法だ。これだとバターの重さより多く卵を入れると分離する。しかし卵を温めればそれよりたくさん卵を加えても分離しない。
ということを、今回手持ちのお菓子レシピ本を端からひっくり返して、『津田陽子のお菓子教室ライブ だから、おいしい! 』の中で見つけたのだ。この本にマフィンは載っていないけどね。
卵が多めの生地でレモン成分たっぷり。見た目はプレーンなマフィンで具が入っているわけでもないけれど、納得できた。
お菓子づくりって頭を使います。イメージを膨らませるところも大事だし、それを具体化する方法の工夫も大事。頭の手抜きをすると手抜きをした出来上がりになって食べてがっかりする。実際にかかる時間より本をひっくり返したり材料の在庫や道具を確認したりイメージを膨らませたりしている時間の方が長くかかるかもしれない。
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