久しぶりにケーキを焼いた。
ソーダで割るとジンジャーエールになるジンジャーシロップをまた作ったのだが、そのシロップを作るのに使ったショウガをパウンドケーキに焼き入れたのだ。
スパイシーな刺激が好きなので、このシロップは前回作ったものよりもっとスパイシーにした。
シロップには ジンジャーのほかに、カルダモン、シナモンスティック、スターアニス、クローブ、ブラックペッパー、チリペッパー、ロリエをいっしよに漬け込んだ。どれも粉ではなくホールだったりボキボキ折ったりしたものだ。
最初からケーキを作るためのショウガが目的だったりするので、焼き込んだときに存在感がなくならないように あえてショウガは厚めにスライスし、火を入れる時間も短くした。
まさか砂糖のストックが切れていて、急遽 黒砂糖も少し加えた。コクが出た、ということにしよう 💦
シロップをとったあとのショウガやスパイスを瓶にぎゅう詰めにし、シロップを注いでひたひたにして冷蔵庫につっこんでおいた。シロップも瓶詰めにして冷蔵庫で保存だ。
ジンジャーケーキを初めて作った2年まえ のレシピだと、ショウガは小麦粉などの分量の半分だったが、もっとショウガの存在感が欲しいので3/4に増やした。パウンドケーキなので、小麦粉とバターと卵と砂糖が等量が基本なんです。
厚めにスライスしたショウガを千切りすれば幅のあるスライスになる。ケーキ生地を作り出すまえにショウガを刻んで、レモン汁でマリネしておいた。
生地に加える小麦粉は中力粉にした。薄力粉よりかっちりした焼き上がりで、最近はパウンドケーキはそちらの方が好みです。
シロップを作るときに、鞘の先を破いたカルダモンも加えたけれど、ケーキ生地を作るときに中力粉といっしよにカルダモンの粉も加えた。カルダモンはショウガ科で、ショウガの香りと馴染むのだ。
等量が基本のケーキ生地ではあるが、シロップに浸かっていたショウガが甘いので、砂糖は85%に減らした。
という工夫をした成果が出たと思う。
レモン汁でマリネしたので、前回作ったとき のように上面だけ酸味がするのは避けられて、まんべんなく淡く爽やかになった。
ショウガは厚切りで火を通しすぎなかったので、微かな歯応えが楽しめる。
甘さ、酸味、そしてスパイスのバランスはとてもわたし好みに出来上がった 👍️
今回は 卵200g に合わせた分量の生地をパウンドケーキ型2個に分けて焼いた。高さがあまり出ないけれど、その分 具の沈み込みが少ないから、これはこれでいいな
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