冷蔵庫の生クリームの期限が近いので、何か生クリームを使ったお菓子を作らねば、
と悩んだ末、これを作った。
元ネタは、稲田多佳子 『“毎日のように焼き続けてやっと見つけだした”絶対おいしく作れる焼き菓子レシピ』 に
載っている「抹茶のスフレロール」。
30cmのロールケーキに巻くのにちょうどいい生クリームの量って、150cc位なんだよねぇ。
200ccの生クリーム1パックだとどうも歩留まりが悪い。
それに、30cmのロールケーキ1本だと2日持たない。
2本でだいたい3日分くらいだな、うちだと。
そうすると、生クリーム100cc分くらい巻き込むものを足さなければならない。
それで、冷凍庫にあったあんこを柔らかく練り直して使うことにした。
うちには抹茶はないがお葬式でいただいた緑茶がけっこう貯まっているので、それをミルで細かくして使った。
スフレ生地のロールケーキは初めて作った。
全卵を温めて泡立てるジェノワーズでもなく、卵黄と卵白に分けてそれぞれ泡立てるビスキュイでもない。
卵白はもちろんメレンゲにするけれど、
小鍋にバターと牛乳を沸かし、薄力粉を加えて木べらで練って、そこに卵や卵黄を少しずつ加えていくやり方は、シューだ。
へぇぇ! とか思いながら作ってみた。
焼いてからシロップで水分を加えるやり方ではないのが不思議だった。
それだけ手間がかかった分、すっごくおいしくできた。
手間が報われたな。
一番下の子どもは、自分の誕生日のケーキはこれにしてくれ、とか言うくらい。
我が家のベストのロールケーキはリッチフィールドなんだが、その次においしい、とか言ってくれたよ。
いやそんなに食べ比べたことがないんだけれどね。
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