魚好きである。
ハタハタとかカマスとかカワハギとか
母の作ったシメサバが大好物だが、結婚するときに群馬の山奥に越してしまって
酢でしめたいようなサバが手に入らないので、マスターせずじまい。
それはさておき、タイのアラなら下山した折にスーパーで見かけることがあるので
それはお安くホクホク持って帰ってゴボウと炊く。
タイは大好き! そりゃ刺身も塩焼きも。
でも、アラを煮たものはそれより好きですねえ。
上品でいい出汁、プルプルの唇とか、たまらん
ずいぶんカルシウム貯めてんな、オイ! って言いたくなる
ウロコが難関だが、熱湯かけちゃえばそれなりに取りやすくなるし、
出刃包丁さえあればパーツを少し分けるのもそれほど苦ではない。
ゴボウを先に鍋で煮始めてからアラの処理を始めても充分間に合う。
生姜はあえて少し厚めにした方が香りがよいと思う。
食材の味や香りもさることながら、
タイの身の白さと皮の赤さを生かしたいので、断然 薄口醤油だ。
ゴボウとタイの味や食感の対比や
むしろ合わさって出てくる奥行きが素晴らしい。
タイのアバラの鋭さがはこわいが、ゴボウなら紛れにくいので大丈夫。
この組み合わせ、最高です。
今回ふと思いついて、花椒の粉を効かせたら更に美味しくなった。
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