近場で無料とあったので見に行った。
こういってはなんだが、思いもかけずよかった。
この壺は端正な形に淡い色でマットな釉薬。 しかし思いもかけずテクスチュアは表情豊かで、これは逸品。 ちょっと ルーシー・リー を思い出させるかな?(口はすぼまっているけれど)
マットで半透明な釉薬が上にかけてあるのだろうか。
染付でこういう感じは手持ちの これ にちょっと似ている(リンク先下の写真の小皿)。
大ハマグリが吐くのが蜃気楼とか。 ではこの魚↑↓は何を?
魚が互い違いに配された皿といえば琉球のものを思い出したが、やっぱり中国を中心としてそういう文様の影響がタイや琉球に伝わってきたのだろうか?
えらくカッコイイ鳥。 ワシタカ類?
魚じゃないよ。 鹿?とネズミ?と鳥。
水鳥が魚をつついている? なんか涼しげで爽やか。
各々にキャプションはなく全体に1枚だけ。 それには
茶聖といわれた千利休居士が大阪湾の海底から見つけて拾い上げたというのが、南海産宋胡録(すんころく)で、海に沈んでいた船から見つけたものだという。14世紀ごろ、タイの旧都スワンカロークで焼かれた陶器で、茶器として千利休の評価は高く、桃山時代から江戸時代にかけ多くの茶人に珍重された。
とある。
今度はちょっと技法が違うタイプ
やっぱりこれも魚の口から出ている。 泡? それとも水草をくわえている?
この小さい亀は何の用途なんでしょう?
楊枝挿し?
東南アジアの仏教美術と陶磁器展 仏教美術 につづく
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