まあだいたい旧正月あたりに水餃子をやった。
やった、っていうのは、水餃子は作ってから食べるまでノンストップ、
食べるのがメインなんてもんじゃなく、作る方にそうとう重点があるから、
「食べる」 というのではなく 「やった」 という表現になる。
まず、皮を作る。
ひとりあたり強力粉が200g。 そんなに食べるのだよ!
水はその半量。
粉に水を加えて捏ねるだけ。
捏ねるといっても、パンを作るがごとくグルテンが効いてよく伸びるまで、なんて
ことはない。
まとまってボウルなどに粉がつかなくなったらOK。 濡れ布巾をかぶせて寝かせる。
寝かせている間に餡を作る。
白菜と長葱をそれぞれ粗みじんにして塩をしておいておく。
ニラも粗みじん、ショウガは細かく切って、それらは塩をしない。
豚小間を包丁で粗みじんに刻んで、塩とサラダ油少々を加え、粘りが出るまで捏ねる。
もう一種の餡の下ごしらえがすんでから、
塩をした野菜の水気を切って、全部まとめてよく混ぜれば餡の出来上がり。
というわけでもう一種の餡も作る。
ニンジンはチーズおろしでおろし、歯ごたえが少しの来る程度に軽くチンをし、塩も軽くする。
セロリは葉と茎を分け、葉は粗みじんに刻んで軽くチンをする。
茎の方も粗みじんにしたら、チンはせずに塩をする。
鶏モモを包丁で粗みじんに刻み、塩とサラダ油少々を加え、粘りが出るまで捏ねる。
塩をした野菜は軽く水気を切って、全部まとめてよく混ぜれば餡の出来上がり。
チンをしたりしなかったり、という細かい工夫は、
前回の反省を踏まえてのこと。 (玉ネギは入れず、セロリにした。その方がいいと思う。)
皮は軽く捏ねなおし、いくつかに分けてそれぞれを太い紐状にし、輪切りにして両面に打ち粉をして、
麺棒で伸ばす。 その皮で餡を包む。
あまり大きくしない方がよい。 皮が主食なので、餡ばかりだとおいしくない。
水など付けずとも、ぎゅっと押さえつけると皮はくっつく。
というかよくくっつくから、包めた餃子を並べるとき、ちゃんと間隔を空けないといけない。
くっついた揚句、皮が破けてしまうから。
で、たっぷりのお湯で茹でる。
途中で差し水もする。
各自 中国の黒酢とゴマ油、好みで醤油や一味唐辛子などを混ぜたタレをちょっと深い鉢にスタンバって、
茹でたての餃子を入れてはふはふは食らう。
はぁ~、報われる一瞬。
だって、下ごしらえに2時間、包んだりなんだりで2時間、
食べるまでに4時間かかったのよ!!!
(ちなみに茹でながら食べ終わるまでにかかった時間は1時間だった。)
うまかった!!!!!
また食べたいけど…、 手間を考えると、なんというかねぇ。
ところで、冷めた餃子はちっともおいしくない。
焼いて焼き餃子のようにして食べるとよい。
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