さて、新年といえば、カレンダーが変わります。
うちは毎年、JALのアートカレンダーと決まっている。
日本の古美術品の写真が毎月毎月載っている。
こんな国宝級の仕事をしようとは思わないけれど (できないけれど)、
自分の作るものが遠くに繋がっている、と思いたい。
一年が終わると、これが機草 (はたくさ) に変身!
挟み込むときに、思いかけず美しい光琳の屏風などがあらわれると、
がんばろうという気になるかも!?
という定番のほかに、車屋からもカレンダーが来た。
わたしの車はスバルのエクシーガだが、夫の仕事の車はトヨタのハイエース。
スバルのカレンダーはディズニーキャラクターだったので、あっさりパス。
トヨタのカレンダーもあまり期待していなかったが、刺繍作家の桜井一恵さんの作品を写したものだ。
‘Towm of Pleasure'というタイトルなのだが、表紙はこれによ~く似ている。
あれっ?右手前に車のアップリケを貼り付けただけ!?
車屋のカレンダーなのに、車種も分からない車がついているのは表紙も入れて、7枚中3枚だけ。
なかなか思い切ったことをしますな。
さてカレンダーは、アップに堪える、すごい質感。
織やらプリントやらの色々な布を、けんかしないように効果的に使っているのだ。
キルトには苦手な手合いが多いけれど、彼女のものは好き。って、だいぶん違うか。
アップリケと刺繍といっても、こんなものは想像できないと思う。
疎くてあまり知らなくて、大塚あや子とか青木和子の名前くらいは聞いたことがあったけれど、
最近のニードルワークの世界って、活力があるのね。 えっ?前から!?
カレンダーの画面の構成力がすごい。 絵も上手くないと出来ないな。
染織というジャンルとは少しずれるけれど、
布と糸で構成されていて、とても心が動かされる。
気に入りました!!
もちろん飾りましたよ、 トイレに…。
↑昨年11月16日にアップした干し柿は、こうなった。
見かけは不細工だが、おいしい。
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