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機 (はた) をいくつか持っていて使い分けているので、
こういう、身近なものであんまり使えないかもしれないものを作る、っていうことには興味がなかった。
ボランティアをしている図書館の司書の先生から、こういう織りを来館者に教えてよ、とは時折言われていたけど、
教える辛抱が足りないので、興味も持たなかった。
ところが、先日図書館に行ったら、『ダンボール織り機でおしゃれこもの』蔭山はるみ という本が入っていて、
見たらついやりたくなってしまったのだ。
とはいっても、ちょっとアレンジしてます。
いっぽんいっぽん経糸をすくう、っていうのがわたし的には許せないんです。
開口しないと、機じゃない。
割りばしに引っ掛けてある麻糸で、経糸を持ち上げられます。
反対の開口は定規/板を立てればよい。
とかいいつつ、ちゃんとした機のように、ぱかっ、ときれいには開口しませんよ、もちろん。
けっきょく板杼でちまちま通してゆくわけだが、機の仕組みっていうのがギミックっていうか、ワンダーだと思うのよ。
人類の叡智なんです。
こういう仕組みは去年の秋、みんぱくでいっぱい見てきたし。
とりあえずこの状態で図書館に置いておいて、来る人たち (特に子供たち) の反応を見よう、という作戦。
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