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12月3日に秩父夜祭 (ちちぶよまつり) に行った。
わたしは体調がいまひとつで行きたくなかったのだが、
こういうのも子供たちに見せねば、という思いがあったから、えいやっ、と行った。
なにしろ山奥に住んでいるものだから、こんなに沢山の人を見ることがない。
こんなに出店が沢山あるのも見たことがない。
異様な興奮を味わった。
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花形はやっぱり屋台でしょう。
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で、秩父夜祭の屋台だが、曲がり角に来ると方向転換する。 あたりまえか。
大きい角の木の棒を2本こてにして屋台の後ろを持ち上げ、
曲がるのだ。
お祭りのために、屋台の邪魔にならないよう、信号も向きを変えているそうだ。
なかなかの見ものだが、半ば思いつきで出てきたところもあって、
一番の山場は見ることができない。
なにしろ山車の引き上げが見られる屋台観覧席は、有料で抽選になったりするし、
宿も一年前から埋まってしまうくらいだから。
それでも充分興奮を味わった。
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お祭りといえば、花火も忘れてはいけない。 すみません、へたくそな写真で。
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実は子供たちの学校が終わってからのんびり出てきたせいで、
町なかの駐車場に車を置くことができなかった。
でいったいどこに停めざるをえなかったか、というと、
ミューズパーク!
あれは秩父の町なかから下って、荒川に架かる秩父公園橋を渡って、
どんどんと山を登っていったところなのだ。
山から見下ろす秩父のパノラマが魅力。
ここから町なかまで歩かなくっちゃいけないのか!?という恐怖のあまり、
登る道の途中の梅園だかなんだかのトイレのそばの駐車場に停めて、
てくてくと下っていったのだ。 往きはよいよい、かえりはこわい…。
ほんとうは、ミューズパークの奥の駐車場から西武の無料往復バスが出ていたらしい。
中途に置くんじゃなかったよ。
で、はやる心で見えたへたくそな夜景がこれ。↓
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ぶれてます、すみません。
ほら闇の向こう、木々をすかしてまちの明かりが見えてくる、期待に満ちた気分を表しているつもり。
どんどん下り、次は秩父公園橋。
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やっぱ、シャッタースピードが遅いときは三脚か何か必要だよなぁ。
なに言ってんだ、ってかんじ。
秩父夜祭はやたらとたくさん出店が出るけど、射的屋がいっぱい出るのも名物。
なんともいえない雰囲気がすごかった。
子供たちはこれが目当てだった。
あれでいいものが手に入るわけないんだよ、
というのを身に染みて分かったようだから、まあよしとする。
なんだか来年も行きたくなりました。
さっそく訂正します。
暑さに耐えられるか、そこでしょう。
川下げするんですか!?
ちなみにうちの地元のお祭りの川下げはこんなかんじなんですが、
http://blog.goo.ne.jp/fuiriyamabuki/e/2094c32baf610384ae1bf423c0f04c64
比じゃないんでしょうね!
やっぱり見てみたくなりました。
秩父川瀬祭
http://www14.plala.or.jp/shibazakura/kawasematuri.html
いや、そんなに遠方ではないんですよ。
県境に近い、っていえばいいかしら。
龍勢祭りも行ってみたいものの一つなんです。
音楽花火は初めてききました。
ほんとにいっぱいあるんですね!
夏のものと思っていました
ところで杼を替えてもボビンをそのまま使えれば管巻きに悩まなくていいわけでしたね
秩父はお祭りが年間400以上あります (mikenekoさんのそのままうつしてます)。
比較的うちから近いので、もってこいです。
子供がもうちょっと小さかったときには、よくミューズパークに行きました。
で杼の話なんですけれど、けっきょく機の経糸の開口の問題だと思うんですよ。
東京手織りのフリーテンションシステム (ちょっとよくわからないけど) とか、
洋物のバネのついた機http://www.teoriya.com/louet/octado.html、ああいうものでなければ、
開口は経糸が伸びてるんです。
だから、糸の負担を減らしたかったら、
開口の幅を狭くする、間丁から女巻きの長い機にする、等です。
あらやだ、クマクラさんのところにもあった、いま検索かけたら。
高機のところ。
で、開口の幅と杼の厚さがあうか、杼が経糸に対して重過ぎないか、
投げるんであれば、筬框に杼を滑らすでっぱりがあるかないか、
そういうので杼は決まるんだと思うんです。
えらそう!
とはいえ、杼って決して安いものではないし、
そうそういろいろと試してみることもできないので、
出会ったとこ勝負、かしら…。
秩父夜祭、お疲れ様でした。
初めてだと、色々と要領もわからず大変ですよね。
でも、楽しんでいただけたようで良かったです。
もともとは、養蚕関係のお祭りだったとか。
4日には、夜祭の余韻の残る秩父神社で蚕糸祭が厳かに行われます。
http://plaza.rakuten.co.jp/tumugiroom/diary/200612040000/
秩父夜祭は子供がまだ一人もいなかった頃、15年以上前にも行ったことがあるんですよ。
あの頃よりも今はもっと盛況なんでしょうか!?
あの頃は見世物小屋とかまだあったようで、
今にして思えば見ておけばよかった、と。
ほんと、意外と近くなんですよ。
わたしがどこに住んでいるかここで書くと、
すぐに分かってしまうほど小さい山村なので書きませんが、
近いです。 車で、1時間半かかるかどうか。
秩父夜祭の翌日にもお祭りがあるんですか!?
さすが秩父!
絹糸はやらないけれど、そういう染織関係って、うれしくなってしまいます。
長瀞の横山染公房さんなんですね。
所在を明らかにしてくださって、ありがとうございます。
出無精なんで、なかなかお尻が重たいのですが、
来年、折を見て見学させてもらいたいです。