おかげさまで、群馬の森クラフトフェアは無事に終わりました。
会いに来てくださった方々、ありがとうございました。
とても楽しかったです。
お話していると、元気が湧いてきます。
ブログを見ている、と言って名乗らず、手作りの見た目も素敵で上品な和菓子をくださったご夫婦、
ありがとうございました。 とってもおいしかったです。
クラフト展を支えてくださったスタッフの方々、ありがとうございました。
初日の土曜日はぜったい雨だという予報だったのに、実際は殆どふらず、
最終日の日曜日も思ったほど風が吹くわけでもなく、思ったほどカンカン照りでもなく、
蓋を開けてみればクラフト展日和のお天気でした。
土曜日は子供の試合があり、これは見ないわけにはいかないので、
わたしはそちらを見てから群馬の森に行き、遅れました。
初日はぜったい雨が降るだろう、と思っていたし、例のみどり系チェックのシャツのボタン付けが残っていたので、
糸車は会場に持って行きませんでした。
初日にボタンはつけ終わったし、2日目は天気もよさそうなので、糸車を持っていこうとしたら、
試合でくたびれた子どもたちも群馬の森に行きたい、というのです。
それで車がいっぱいになってしまい、結局今回のクラフト展には糸車は持っていけなくなってしまいました。
糸車を回して紡いでいると、人目を引いてよかったのですが。
とはいえ、手紡ぎ糸を使った新作はなかったし、仕方ないような気もします。
それにクラフト展の翌日に納めなければならない鍋敷きの仕上げを、夫は会場でやっている始末で、
そちらの手伝いをしていました。
わたしのブースを正面から見ると、こんな感じです。
シャツ勢ぞろい!
トルソーが着ているのが、新作のみどり系チェックシャツです。
で、このクラフト展の成果はどうだったのか? といいますと、
さっぱり、でした。
やっぱりクラフト展に出すには値段が高いのだと思います。
クラフト展以外のルートを探さなければ、と意を更に強く持ちました。
それなりに興味を持ってくださった方は多かったと思います。
手に触れて、値札を改めて、去っていく…。
でもわたしは値を下げたくない。
自分ではそれなりの価値のあるものを作っているつもりです。
いえ作品の突っ込みどころは色々あると思います。
アラを探そうと思えばそれなりにあって、そういう意味でまだまだだと思います。
だからといって、自分の作るものが大量生産の品と同じくらいの値段の価値しかない、とは思いません。
もしくは織りの初心者がちょっと作ってみたものとおなじ価値、だとは思いません。
わたしの織りの原点が既に、自分の信念を信じることなのですから、
この路線でやって行こうと思います。
というか単に、そこから転換できないだけ、ともいえますが。
ただただ分かりやすい、煮締めたような色合いのざっくりとして今風のもの、というものが嫌いなんです。
きれいな色っていいと思います。
さり気なく凝った織り地って面白いと思います。
そういうものを分かってくださって価値を認めていただける方に出会えると信じて、
もっともっと作品を作っていきたいと思います。
群馬の森の会場の端。 わたしのブースから見えた景色です。
キュウリグサ。
カキドオシ。
古いデジカメなので紫が上手く撮れない。 紫にあわせて修正すると、葉の色が茶色っぽくなってしまった。
ニホンタンポポも咲いていました。
というか、ニホンタンポポという種は存在しません。
セイヨウタンポポに対する在来種という意味でニホンがタンポポにくっついた名前を使っているだけです。
群馬という地域だから、きっとカントウタンポポだろうとは思いますが、定かではありません。
(そこらへんの細かい見分けがわたしにはできない、ってことで。)
籠って機織りに精を出しているあいだに、すっかり春になっていました。
全然気付いていなかった。
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私は基本、糸しか売らないので作品に掛かる時間を考えると、結構とんでもない値段になると思います。ちーさんのはかなりお安い。
そういえば、前橋市には白いたんぽぽがいっぱい咲いていますよ。土手に。
あれも日本の在来種だったはず。真ん中がほんのり黄色いの。綿毛を取って来て増やしているけれど、セイヨウタンポポがいるとダメ。
ぜひ、増やして下さい~
なんだかねぇ、自分も織りをやる、という方からはけっこういいお言葉をいただけるんですよ。
でもそういう方は自分で作るからあんまり買ってくれない。
儲けたかったら完全に狙いが間違ってるんでしょうね。
白いタンポポ、いっぱい咲いていましたよ。
あれはほんとにかわいい。
お天気に恵まれて良かったですね
私も足を止めて手にとってくれて安いとまで言ってくださる方が・・・だけど織りをされる方、自分で作れるんだよね
ちーさん、頑張って!
自分の信念を信じ、路線を変えずに続けていくちーさんは私の目標♪
私も路線を変えずに続けたいと思います
ただね、まだ路線がしっかり定まってないんだけどねー(笑)
緑格子の生地から更にシャツに仕上がっていて
その早業にビックリしました。
織りあがった生地の感触ってどんなんだろ?と思っていたんですけど、柔らかくて暖かいんですね~。こんな表現がしていいのか・・まるで既製品みたいでした。
既製品のように仕上げられる技術、尊敬します。
信念を貫いて続けていけば
きっと、この価値を認めてくださる方に巡り逢いますよ!
と言う私は・・・あまり売れないので
買ってもらえそうな物を作った方がいいかな~
なんて気持がフラフラして、気乗りしない物まで作ったりして、反省してます。
いやほんと、毎年毎年てんきの悪いイメージがあるので、ああいう予報だったし、
もう絶対ダメだ、と決め付けちゃってました。
雨もダメだけれど、風がイヤなんです。
トルソーが倒れたり、テーブルに並べたものが飛んでいったりするから。
織りしない方にアピールするには、どうしたらいいんでしょうねぇ!?
まあこれで食ってるわけじゃないから、のんびり構えます。
とかいいつつ、来年からお金がたくさん必要になりそうなんですけれど。
路線ねぇ、偉そうなことを書いてますが、他が見つからないだけっていうか。
なんにせよ、手を動かさないと!
つむじ、行って見たいなぁ、と思っているんです…。
何しろ出不精なもので、お尻が重たくって、群馬の山奥からなかなか出てきません。
そのうち、きっと!見に行きます。
自分でもシャツまでいけるか、半信半疑のところはありました。
でもなんていうか、ここで頓挫したら女が廃る、っていうか、
のんびりネットばかりしてたのは自分で、言い訳がたたないっていうか、
そういう感じでにっちもさっちも行かず、鬼の形相で作りました。
まあ、自分の限界を知る良い機会ではありました。
既製品のよう、ここんとこなんですよねぇ。
ある程度ちゃんとして使いやすいものを目指したら、既製品みたいになっちゃうんです。
糸も紡績糸だし。
かといって、もちろんガサッとした路線はイヤなので、
一体どうしたら手作りの良さ、って感じをアピールできるんでしょうねぇ!?
模索中です。
買ってもらえるものを作る、ほんと難しいテーマです。
でも!tea timeさん、安売りはしないようにしましょうね!