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いや~楽しかった!- ツール・ド・多摩

楽しかった~!ツール・ド・多摩に参加して来ました。

ナカザワジムさんのブログを見るまで”ゆるーいクロスカントリーレース”というのを間に受けて、「へへへ~通勤仕様でいっか~」とDurangoはそのまんま。
走るまでに時間も有りそうだし、現地で調整しようと思ったのだが。。。

朝5時に起きて自転車を車に積み込み、6時過ぎに息子を起こして出発。

途中で朝ご飯と水を調達して稲城の米軍レク施設のゲートに向かう。
30分くらいでゲートに着くと何台かの車が既に待ち状態だった。

受付をするためにベレー帽の人に話し掛ける。
「こっちでいいんですかー?」、、、日本人ですから、彼は。
「免許証をお願いします」
あ、パスポート要らないんだー。受付でサインしておしまい。

会場が良く分からないので前の車について行ったら、行き止まりだー。
「すんません。ゲートまで戻りましょう」という事でゲートへ逆戻り。
走っていると案内板があるじゃん。。。
今度は無事に会場に着いた。

指示された場所に車を止めてレースの受付を済ます。
しばらくすると和田さんが「試走に行きましょう」とTTSで申し込んだ人を
引き連れコースを回った。
レース中は写真が撮れないので写真を撮りながら走ることに。

全長5kmのコースには二つの名物がある。
Water tower hill(給水搭の丘)とDouble Dip(二つの激坂)と呼ばれる落下に近い気分を味わう事ができるポイントだ。
でも、そこへ行くまでのシングルトラックが素晴らしい!
旧陸軍の施設を残しているので時折60年前の施設を見たり
道路を走ったりするのだが苔むした感じもいい。
とにかく楽しくにやけるようなコースだった。


何よりコースというより、この地域が60年前から(戦前から)当時の多摩丘陵を
そっくり残している事に感動を覚えた。
もちろん、レク施設なのでそれなりに手は入っているが、
基本的には状態を温存してピクニックやMTBのコースを作っているので
返還されてもそのまま手をつけずにいて欲しいと切に願う。

さて、試走も終わってトイレから帰ってきたらアナウンス。
「マスターズクラスのスタートは9時からです」
んんっ!9時40分じゃないの??とメニューを見ると変更になっている。。。
出場者が一番多かったので最初になったのか!
タイヤの空気圧を少し落としたり、サスの空気圧を少し上げたりしたかったが
そんな余裕はなさそうなので、通勤仕様のまま走ることにした。
試走でポイントやコースの感じは大体掴んでいたので大丈夫だろう。

スタートは”ゆるーい”感じで。
スタートの声がかかると走者一斉に”うぉ~っ!”と声を上げて走り出す。
いやー盛り上がるぅ。
苦手な箇所は無かったので楽しんで走ろうと、ゆるゆる走るが
あっという間に団子がばらけて走りやすくなったので
抜ける所はだーっと走った。
広い道路も何ヶ所かあるので給水ポイントとしたが、この登りは楽だったので
足の回復もでき、ますます面白くなった。

Water Tower Hillのドロップは直前まで下が見えない。
ここの攻略法はブレーキをかけないことと視点を出口に向けること。
ブレーキをかけると前転・・・何人か転がったのを見た。
こういう落ち系は大好きなので、わざと腰を引かずに飛び出していく。
水泳の飛び込みみたいにした方が面白いし、フロントにトラクションがかかるのでバイクも安定するような気がするのだけど、いいよね!

                Water Tower Hillからの眺め

Double Dipまでは担ぎ有りズリズリ登れナーイありだったが
概ね楽しく走ることができる。
笹のトンネルも気持ち良かった。

Double Dipというが実はトリプルになっている。
階段が三段あるのと同じなので少しばかりの平らでブレーキを使い、
ドロップ中はノーブレーキ、と和田さんよりアドバイスがあった。
レース中に女の子が「怖いー。無理ー。」と立ちすくんでいたが
アドバイス通りにやればきっとできちゃうと思う。

            試走中に上から見たの図。三段がわかるかな?

ここでもダイブをするとスタッフから”イエーイ!”と声がかかる。
ビデオも回ってるし気分良く落っこちる事ができた。
ただ、2周目は鼻水が出ていてビデオは見たくないかも。。。

ココを過ぎるとフィニッシュラインにあとわずか。
木の階段を5,6段下り、ループの左側を走っていくとゴール。
エリートクラス以外は2周だけだったので、エリートに申し込んでおけば良かった、と思うほど楽しいコースでした。
因みにエリートは4周を約2時間かけて走っていた。

表彰式のあとは抽選会。
Tシャツからノルコのフレームまでかなりの数があったけど、
まあ次回に期待しようという結果になった。
残念!

そして息子もお楽しみのステーキランチ。
プレートにステーキとポテトサラダ、ガーリックライス、あんこのようなケッチャップ煮、パンなどが盛られ、ドリンクとお菓子がつく。

           本当は愛想のいいおいちゃんなんだがお疲れか。


           プレートはこんな感じ。

息子はもりもり食べてステーキもほとんど平らげてしまった。
残り物をもらおうと思っていたのに当てが外れる。
食べ放題だったのでもらってきちゃえばいいのだけど、大量に食べると運転中に眠くなりそうな気がしたので腹八分目で。
そして今回のレースはお仕舞いとなった。


帰りしな、道迷い仲間になったご夫婦?と少し話をして写真を一枚。
TTSの和田さんにもご挨拶をして家路に向かった。


コース作りにはかなりの労力と努力があったと聞いています。
コーステープ撤去もお手伝いしたかったのですが、予定が入っていたので昼食後すぐに帰ってきてしまいました。
ナカザワジムさんやTTSをはじめとする協力ショップ、ボランティアの皆さん、本当に楽しいレースでした。


               Yeah!

また春には参加します。
ありがとうございました!!
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