育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



加齢で毛の量が減ってくるが・・・

年齢を重ねると、どんな人でも細胞の生まれ変わりが遅くなってくるのですから、当然毛の量も減ってきます。が、だから薄毛になるのではありません。

例えば、A子さんの20歳の時の毛の量と70歳の時の毛の量が同じだとしたら、とても怖いですよね。同様に、20歳のA子さんの毛の量と40歳のA子さんの毛の量が同じでもおかしいですよね。

人間は年をとると、当然のように老化していくので細胞の生まれ変わるスピードも落ちてきます。これに異論のある人はいらっしゃらないはず。
ただ、20歳のA子さんと40歳のA子さんを見比べることができるのなら、「確かに20歳と40歳とを比べると減っているね」と思うでしょうが、20歳の時のA子さんの毛の量を覚えている人なんてどこにもいらっしゃらなのですから、40歳のA子さんの毛の量が少なくて薄くなっているとは誰も思わないはずです。

と、こんなことを書いたのは、女性のご相談者の方々で「原因が加齢やホルモン」と医師から言われているのに、その医師が行う治療が全く関係ない治療だったりした方が何人もいらっしゃったからです。

また、女性の場合、皮脂の分泌が多いことで毛の生育が悪くなった人なんていらっしゃらないのに、皮脂を取り去るケアをして毛を無くして、ウイッグにしてしまっている人からのご相談もあるからなのです(皮脂の分泌が増えるようなケアをしていることが大きな問題)。

女性の薄毛の原因の多くは

女性の毛の量に大きく影響を与えているのは、毎日使っているケアケア製品と定期的に通っている美容院でのケア、それとストレス・ダイエットと体の内部的な問題です。これらに集約されると言っても良いくらいです。

年齢を重ねることによる自然なホルモンのバランスを崩れを治すことはできませんが、そのホルモンのバランスの崩れがダイエットやストレスであったなら、ダイエットやストレス環境を改善することが必要ですよね。

加齢ではなく、毎日使っているヘアケア製品や美容院でのケアが頭皮の老化を促進しているなら、加齢が問題ではありませんよね。

そうなんですね。問題となることをはき違えている女性が多いのです。
だから、女性なのに毛を無くすようになっていくのです。

前回書きました通り、女性は男性ホルモンの影響を受けません。
ホルモンのバランスを崩す外部的なことと加齢を促進される外部的なこと、そして体の内部の問題が大きな原因であり、問題であえると言えます。

今出ている症状は、過去の積み重ねが表面化している

とかく、今出ている症状を何とかしようと考えます。それが、育毛剤の効果に頼る方法や美容外科での治療です。
これらって、全く本当の女性の薄毛の原因や問題点を解決することにならないのですから、効果に繋がることがあってもその後が怖いと言うことです。

やっかいなのは、薄毛の原因や問題点を解決するわけではないのに、見た目の効果に繋がることがあることです。

例えば、Ⅱ型糖尿病の人の原因や問題点は食習慣や運動習慣ですよね。でも、原因や問題点が食習慣や運動習慣にあっても、薬で強引に血糖値を下げることはできます。でも、薬で強引に血糖値を下げていると低血糖症で命の危険を招きます。

これと同じです。

だから、怖いのは「効果があるではないか!」と表面的なことしか見ていないと、本当の原因・問題点を解決しているわけではありませんから、効果が出たのに毛を無くす原因を新たに作ることにもなりかねないのです。

そういった女性の方々からのご相談が、先週・先々週と続きました。
悲しいかな、こんな方はご自分が求めたケアや効果で毛を無くすようになっているのに、そこを指摘しても疑心暗鬼で信用してくれないのですね。

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