最近は、手つくりの化粧水や育毛剤の情報が多く、実際に作って使っている人も多いかと思います。
いろんな情報を見ていると
・自然のものを使っているから安心???
・自分で作るから安価
・市販のものよりも効果がある
等々、良い事ばかりの内容になっているようです。
本当にそうでしょうか?
自然のもの使うのですから、当然使うものは精製されていませんし、殺菌もされていませんよね。保存料も当然使っていません。
精製されていないということは、不純物が入っているわけで、以前白インゲンで体調不良を訴えた人が続出したように、皮膚に負担をかける可能性が非常に高いと言うことなんですね。
牛乳でさえ、低温殺菌しますでしょう?
まあ、だから安価に作れると言えますし、販売されているものは、それだけ手間とコストがかかっているから費用がかかると言えます。
安価だから良いと言うものではないのです。
こう言った自然の状態でのもので、皮膚に合わなくなってくる確率は、自然派の人が毛嫌いするパラペン等の保存料よりも100倍以上もあるのです。
パラペンなんかは、皮膚に異常の出る確率は10000人に3人くらいと言われていますが、精製されていない成分だと100人に10人20人くらいは出てくるのでは?と推察します。
通常の化粧品メーカーなら、100人に1人とか1000人に1人の割合でも、このような不純物の残っている成分はまず使いません。
一度、野山を半ズボンと半袖で、1日駆け回ってみて下さい。
いつも野山で遊んでいる人なら問題ないでしょうが、都会育ちの人や清潔好きの人、何も知らない自然派大好き人間の人なら、多くの場合皮膚に発疹や出来物やかぶれが出来るはずです。
また、不純物があるということは、非常に腐敗しやすいと言うこと。
特に、ビンに保管している時は大丈夫でも、皮膚につけた瞬間から腐敗が始まりますから、その液剤が効くか腐るかの競争状態になっていると言うでもあるのです。
腐敗が始まるのが早ければ、あなたの皮膚はどうなるでしょう?
こんな怖さが手作り化粧品や育毛剤にあることを、忘れないようにして下さい。
情報を出す側の人は、多くの治験を自分の目でしているのではない上に、良い事しか言いませんから。
現実に、そんな相談も多いのですよ。
はっきり言って頭皮がダメになってしまっています。
くわばら、くわばらですね。
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そのメーカーは、保存料や化学薬品が育毛を阻害してるということを強調してました。
何が本物の情報かわからなくなってしまいます。
泡立つには、所謂界面活性剤や石鹸が必要ですよね。界面活性剤や石鹸は立派な合成ものですから、化学薬品です。自然の世界には存在しないのですから。そんな洗浄成分を頭皮に残すやり方をすること自体おかしなやり方です。
悪者を上げて使う側を煽って、自社製品の優位性を説くメーカーや販売者は多いです。でもその理論の中をよ~く見てみると、上記のような矛盾を含んでいることも多いのです。
また、保存料なしでは製品は作れませんから、保存料を悪く言うのも怪しい情報ですね(私も昔は騙されていましたから)。シャンプーなんかは、高温多湿のところに置いていますよね。普通は。
頭皮に残してよい育毛剤やオイルはあるのだと
思いますが、基本的にシャンプーやリンスなどは
残さないことが当たり前なのですね。
残していたことで、育毛が阻害されていたと思うと、1年間の無駄な努力がもったいないです。
頭皮にシャンプーを残すのは、皮脂を取る為か、よく通販でシャンプーを売る時の謳い文句として出てくる美容成分を浸透させる為でしょうね。
実際このようなことができるかどうかは、私は知りませんが、いずれの場合も、都合よく不要な皮脂だけを取るとか、美容成分だけを浸透できるものではないので、上手く行かない場合が非常に多いようですね。
1年間は無駄だったかもしれませんが、やってはいけないことを身をもって学んだことは大きいと思いますよ。
これからも参考にさせて頂きます。