育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



【先細りの毛が抜けると駄目?】

私は、ずっと先細りの毛が抜けるようになると悪いと思っていました。ところが、実際の育毛相談の現場でいると、先細りの毛が抜けているのに問題ない人もいれば、問題のある人もいて、一概に言い切れない症状をいくつも見るのです。

たぶん、抜け毛だけでいろんな判断をしようとするところに問題があるのだと思います。ご相談者の質問にしても、抜け毛のことしか言わない人もいて、そんな人だと先細りの毛が1割2割抜けているだけで大騒ぎします。

人の体のことなので、きっちりなることなんて100%あり得ないのに・・・ねぇ。
私だって薄毛ではありませんが、洗髪すると先細りの毛は何割かは抜けます。問題は・・・

どんな経過を辿ってきているか?

問題は、先細りの毛が抜けている状態ではなく、その変遷です。先細りの毛の割合の変遷、先細りの毛の長さの変遷、年間の抜け毛の本数の変遷、毛質の変遷、毛の元気度の変遷、見た目の状態の変遷、等々毛の状態の変遷を年間を通してみてみないと判断はできないのです。

芸能人で言えば、温水洋一さんレベルに薄くなっている場合、抜け毛の中身は細くて先細りの毛の割合は5割6割くらいで洗髪時に抜ける毛は10本前後くらいと少ないと思います。私のところに通って下さっている方で同じくらいの薄毛の方がいらっしゃいますが、その方の抜け毛の本数は相談室で洗髪するだけで40本50本近く抜け、かつ先細りの2センチ前後の毛が9割くらい抜けます。

ただ、毎回毎回(ここ1年くらい?)このくらいの本数で先細りの毛が抜けるのですが、少しずつ濃くなってきているのです。普通なら毛が無くなってしまうと思うでしょうが、反対に増え始めているのです。よくよく見てみると、最近は先細りの2センチくらいで抜ける毛は減少傾向にあって、7割~8割になっています。その変わり太めで伸びていて先細りになっている毛ともっと太く伸びている毛がわずかですが増えているのです。

こんな方がいらっしゃると思うと・・・

【先細りの毛他雑多な毛が抜けている】

まったく違う抜け毛の変遷をする方もいます。同じような抜け方なのに、経過が正反対になっている人もいらっしゃいます。

先細りの毛をはじめとして、細くて長い毛・太めで長い毛・短くて先細りの毛等々、雑多が抜ける方もいらっしゃいます。それも、お一人は上手くいかないなぁ?と思っていたら少し濃くなり始めるし、もうお一方は上手くいかないなぁ?と思っていたら、やっぱり上手くいかなくて現在ケア法を考慮中なのですね。

以上のように、たった一つの指標だけで判断していると、間違える元になるのです。ほとんどの人は、薄くなったその時のことを詳しく語られますが、その前の影響が大きいのを忘れています。現実に先細りの毛が抜けていることがあるでしょうが、それだけで決めつけるのは止めましょう。

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