育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛に関しては、過去23年以上の育毛相談の経験上「抜け毛を減らしたい」「毛を抜けなくしたい」「抜け毛が減るのが育毛の効果だと思う」「抜け毛が減れば毛が増えるはずだ」等々、抜け毛が増えることが悪くて、抜け毛が減ることが良いことだ、と思い込んでいる人がとても多いです。


抜け毛の増減で良し悪しを図っている限り、薄毛の場合は100%の確率で毛を維持できるようにはなりません。毛が増えることがないだけでなく、毛を無くすことになることの確率が高いです。


抜け毛の本数に関しては、その人の毛の総本数を維持できる生え替わりができるようになることが育毛の効果ですね。


抜け毛があるからこそ総本数を維持できる


全ての毛は抜けて生え替わっています。抜け毛があるからこそ生え替わることができるのです。生え替わるからこそ総本数を維持できているのです。


毛には成長期と言うものがあり、成長期を終えた毛は休止期に移行して約4か月後に抜けます。この成長期は個人差が激しく、だれでも同じ年月だけ成長するわけではありません。成長期が3年前後の人もいれば6年前後の人もいて、倍以上の差があるのです。


全ての人の総本数が同じだとしたら、成長期の長い人の抜け毛の本数は成長期の短い人の2分の1程度の減ってしまいます。ご自身で一度計算してみて下さい。


その上、人それぞれ維持できている総本数が違い、維持できている毛の本数が多い人は12万本以上ある場合もあり、維持できている本数の少ない人は8万本前後くらいだと言われます。


その上、人は老化していきますから、老化すれば細胞の生まれ替わりが穏やかになってきますから、維持できる本数も減ってくるのも当たり前のことでもあるのです。


薄くなる前に抜け毛が減っている


これだけ「抜け毛があっても薄毛にはなりませんよ」と訴えていても、ご相談者の中には「いやいや、薄毛になる前には抜け毛がほとんどなかったのです。だから、抜け毛が多いのが薄毛の原因だ。実際抜け毛があることで薄毛が進行しているじゃないか!」と訴える方がとても多いです。


薄毛になる前に抜け毛が減っていたと言うのが曲者で、毛の生え替わりからすると、抜け毛が減っていた状態の方が異常なんですよね(ここで言う抜け毛の減少は、総本数を維持できない抜け毛の減少です)。


薄毛になる前に抜け毛が減っていることが多く、総本数を維持できない抜け毛になっていたからこそ、今薄毛になっていて毛が抜けて薄毛が進行しているのです。


この辺の詳細は次回このブログで解説しますが、薄毛になる前に抜け毛が減っていたことの方が異常だと思って下さい。その種明かしは次回に記載します。


今初夏の5月に抜け毛が急増して薄毛になっているとしましょう。それなら、今から3年以上前の今頃初夏の5月の抜け毛の本数ってどの程度だったから覚えていますか?できたら5年程度前の初夏の5月の抜け毛がどの程度だったか分かると良いのですが・・・


たぶん、ほとんどの人は覚えていないと思います。人の記憶は上書きされていくものなので、昨年の5月(これも結構あやふや)や今年の5月は覚えていても、それからずっと過去のことを覚えている人はいないでしょう。


抜け毛の本数では分からないことだらけなので、注目するべきは抜け毛の中身の変遷です。それと毛の元気度です。抜け毛を見るなら、この2つに注目しないと間違えます。


なぜ薄毛になる前に抜け毛が減っているのか?なぜ薄毛になる時に抜け毛が急増するのか?薄毛になるとなぜ毛が抜けると薄毛が進行するのか?これらについては、次回お知らせします。


抜け毛に関しては以下の小冊子にも詳細に書いています。





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