今年の1年「育毛の道案内人が綴る事実と現実」をお読み下さりありがとうございます。令和4年(2022年)もよろしくお願いします。
令和3年(2021年)の育毛相談室にお越し下さる方、オンラインやLINE・メールでご相談下さる方にどんな人が多かったのか?育毛の道案内人が感じたことを記述しておきます。
さらに頭皮を悪化させている人ばかり
令和3年(2021年)を振り返ってみて感じるのは、元々悪かったはずの頭皮をさらに悪くしてしまい、育毛どころの話ではない人だけが増えていた印象です。その原因になっていたのが、美容業界が提供しているサービスがほとんどでした。
頭皮を悪くしていた事例
- シャンプーを泡立てて頭皮に付け置く
- シャンプーに含まれている成分を浸透させる為に、少し置いてから流す
- ヘッドスパで指先でのゴシゴシ洗い
- 何種類もの育毛剤を長年使い続ける
大体、上記のようなケア法を採っていると頭皮をさらに悪くしてしまいます。何かを与えれば良いと単純に考えているのでしょう。
が、シャンプーやヘアケア製品の使い過ぎで頭皮や毛穴内部に残留していたり、定期的なカラ―で頭皮や毛穴内部にカラー剤が入り込んでいたりして、頭皮や毛を育てる組織が疲れている為に毛の生育が悪くなっているのですから、与えるよりも抜いてあげないと駄目なのです。
この抜くと言うのも、人為的に抜くのではなく、薄毛の人の頭皮や毛穴の排せつ能力を向上させて抜いてあげて、薬漬け状態から頭皮と毛穴が脱する必要が先に必要なのです。
そうしてあげることで、頭皮と毛穴内部の毛を育てる組織が蘇ってくるのに、正反対に外部から異物を入れ込むようなことをするから、抜け毛が減って毛の量も減っていく頭皮・毛穴になってしまうのです。
難儀なのは、「抜け毛が減ることが良いことだ。育毛の効果だ。」と考えている人や、「抜け毛を減らしたい。」と願っている人にとっては、頭皮が疲れて疲弊してしまって抜け毛が減ることが良いことだと認識してしまうことです。こうしてこじらせて難儀な状態にしてしまうのです(どんな状態になってしまうのかは、ご相談者の方に直接お伝えしています)。
薬=フィナステリド・ミノキシジルの飲用による後遺障害も継続中
男性のご相談者の場合、薬飲用者の後遺障害をどうするのか?というのが今年も大きなテーマになっています。あまりにも、情報が偏り過ぎているに違和感を覚えないのでしょうか?
フィナステリドにしろ、ミノキシジルにしろ、飲むのを止めると抜け毛が急増することが多いです。それだけ生え替わらなくなっていたと言うことでもあるので、相当ヤバイのではないか!って感じています。
飲み始めて4年とか5年くらいまでは、抜け毛が減って髪の毛が増えてくることが多いようですが、その後には生え替わっていないのですから、ジワリジワリと進行していくことになります。
飲み続けても進行していくし、飲むのを止めると抜け毛が急増して急減していきますから、行くも地獄下がるも地獄状態になってしまいます。
どこかのTV局のアナウンサーの方で、フィナステリドを飲んでいることを新聞の紙面で告白していました。その方は20年以上飲んでいるはずで、飲み始めの頃よりも生え際が3~5センチくらい後退していますね。確かに後退した後の髪の毛が残っているので、それだけで良いのなら問題はないのですが、心身の状態がどうなっているかですね。
今年は、難儀な状態にしてしまっているご相談者ばかりでした。中にはかなりマシな状態の人もいますが、毛が増える為の効果を間違えないで欲しいし、与えれば・作用を加えれば良いってもんでもないことは分かって欲しいですね。
次年度も育毛相談の現場で起っていることを中心に投稿していきますので、難儀な状態にならないように参考にして下さい。次年度もよろしくお願いします。
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