育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



皮脂の分泌が少ない方が薄毛になりやすい

長年、育毛薄毛のご相談を承っていて感じることがあります。それは、表題のように、元来皮脂の分泌が少ない人の方が薄毛になりやすいと言う事実です。

先日も女性の方で、お湯で洗ってもほとんど何も取れない方がいらっしゃいました。本当に何も取れないのです。何も取れないのですが、全体的に「血に余裕がない」ような感じの方でした。

実は、女性の薄毛の方の中には、「血に余裕のない体質」で皮脂の分泌が極度に少ない方がいらっしゃいます。私が相談室で見ている限りでは、女性のご相談者の6割~7割がこんなタイプの方です。

こんな方が、頭皮を綺麗にするような、皮脂を取るようなケア法を採っているととても苦労します。
「血に余裕がなくて、皮脂の分泌が少ない人」は、生まれながらにして毛を育てる力が弱く、もともと毛も細く、本数も少ないのです。

体に例えてみれば、生まれながらにして病弱で、運動をすると寝込んでしまうようなタイプと言い換えれば良いでしょうか?

元来女性は男性に比べると皮脂の分泌は少ない

あくまでも平均値なので絶対ではありません。女性は皮脂の分泌が基本的に多くないので、頭皮を綺麗にして皮脂を取るようなケアをしていると、長い時間(=6年~12年以上)をかけて抜け毛が減って、毛が細くなり毛の量が減っていくようになります。

35歳前後~40歳前後に薄くなる女性が多いのです。

女性の方で、ご自身の頭皮が脂っぽいと感じていらっしゃるなら、今まで行ってきたヘアケア法の中に薄毛の原因が隠されています。

脂っぽいのか、普通なのかを調べる方法:
シャンプー前に頭頂部を指の腹でこすって下さい。指の腹が光っている程度なら普通です。

もし、この程度で脂っぽく感じて薄くなっていたのなら、ヘアケアの方法とその方法に必要な製品を使っていないと言え、その上「血に余裕のないタイプ」の薄毛の可能性があります。

血に余裕がないタイプ

先日いらっしゃったこの女性の場合は、明らかに「血に余裕のないタイプで、かつ皮脂の分泌も少ない」のです。

にも関わらず、育毛剤に頼るような方法を採っていたので、治らないだけでなく少しこじらせ気味になっていました。

このようなタイプの場合は、外部からのケアを一生懸命に行っても限度があります。いくら頭皮が良くなって毛母細胞が活発に動いても、肝心の血が十二分に巡ってこないのですから、効果に繋がっていきません。

ですから、頭皮のケアは刺激や作用を与えるのではなく、頭皮の育毛環境を整えるだけに留めて、体の内部から「血に余裕を持たせる」ケアが必要になります。

びまん性(び漫性)脱毛症も良く似た傾向にあります。が、びまん性(び漫性)脱毛症の場合には、「血」だけでなく「気」のことも考慮に入れないと駄目で、かつご自身が置かれている環境から脱しないと中々難しいです。

基本的に、女性の薄毛に限らず男性も、皮脂を取り去るようなケアはしない方が無難だと言えますね。

メールマガジンの購読


2週間に1度以下のようなメールマガジンを発行しています。以下をクリックして表示されたページにてメールアドレスを登録して下さい。メールアドレスのみのご登録で、解除はいつでもできますのでお気軽にご購読下さいませ。

PC向け通常版:育毛法を探る12のコツ

携帯での購読をご希望の方は、以下のページから指定のアドレスに空メールを送信して登録下さい。解除も簡単にできます。携帯通常版:育毛法を探るコツ




コメント ( 0 ) | Trackback (  )



« シャンプーの... びまん性脱毛... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。