育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



明けましておめでとうございます。と言いたいところですが、年明け早々に能登半島で最大震度7の地震があり、多くの方が被災されお亡くなりになっています。お亡くなりになった方のご冥福を祈りするとともに早く復旧復興することをお祈り申し上げます。


地震の影響で道路が遮断されて、中々被災地に入り救援・救出・復旧出来ないようですね。東日本大震災の時もそうでしたが、日本は自然災害大国なので、常日頃から土木建築に費用をかけて減災の為の投資を行うべきなのに、嘘の財政破綻論に騙されて投資をして来なかったツケを国民が払わされているように思えてなりません。


そんなことを思っていたら、羽田では海保機とJAL機が衝突して海上保安官が5名お亡くなりになっています。能登半島に救援物資を届ける予定だったそうですね。何とも痛ましい災害と事故が続いています。


嫌な年明けとなってしまいましたが、気を取り直して少しでも良い年になるよう今年も頑張りましょう。


■抜け毛の情報過多


昨年末(令和5年2023年)に、「抜け毛を減らそう」とか「抜け毛が減る」と言う情報が多数出ている旨記述しました。抜け毛で煽ると物や情報が売れるのでしょうね。


このブログでも抜け毛に関して記述しますが、抜け毛が増えると危ないとか抜け毛を減らそうとか言う話題ではなく、抜け毛とはどう言うもので何を見れば良いのか?について書いています。


年が明けて令和6年(2024年)になっても、新聞に載っている育毛剤の広告には、「抜け毛でお悩みの方」にと言うように、抜け毛に関する情報はやはり多いように感じています。



■髪の毛があるから抜け毛がある


誰でも若い頃は髪の毛があり、髪の毛があるから抜け毛もあります。言い換えれば、抜け毛があると言う事は髪の毛もあると言う事ですね。抜け毛がないのは髪の毛もないと言えますね。


じゃ、何本の抜け毛があるのが普通なんだよ!と思う人が多いでしょうが、こればかりは個人差が激しくて何本の抜け毛が普通のかは分かりません。それを無理やり全ての人を平均して出すと、少なる季節には1日30本~50本くらいは抜けるし、多くなる季節には90本~120本くらいは抜けるだろうと思います。


この本数は、無理やり出した本数なので当てはまらない人も多いと思います。


>■抜け毛とは何か?


毛は生えてきても抜けるものです。では抜け毛とは何なのでしょう?簡単に言ってしまうと毛は、人の細胞の一つなので、古くなった細胞は新しく生まれ替わっているように、髪の毛も古くなった髪の毛は抜けて生まれ替わっているのです。


古くなった毛が生まれ替わる為に抜けるのが抜け毛です。


人の髪の毛の総本数は、10万本前後あると言われていますが、1本毛がどれだけ伸びれば古くなって抜けるのか(=成長期)は個人差があります。


相談室で温浴していて分かる範囲で言うと、成長期が10年くらいあるのではないか?と感じる人から、成長期が3年前後くらいしかないかもしれない?と感じる人までいます。


成長期が10年くらいあるのではないか?と感じる人は、総本数が多く太目で固めの髪質をしている人ばかりです。そして抜け毛自体はとても少ないです。こんな人は洗髪時には1本か2本くらいしか抜けないので、5本とか10本抜けるだけで「え!抜け毛が多い!」と驚いて、抜け毛を減らそうとします。


成長期が3年前後くらいしかないと感じる人は、総本数は多くもなく少なくもなくで太さも固さも人様々で個人差があります。ただし、抜け毛自体は多い人ばかりです。こんな人は洗髪時に20本程度抜けるのは普通ですが、世間的に抜け毛が多いのが駄目な情報が多いこともあり、無理に減らそうとして生え替わってくる毛の本数を減らしていることが多いです。


あとあるのは、元来毛を作る素質のある人です。これらの人は毛の本数も多く太くて固い髪質をしていて、抜け毛は洗髪時には20本30本と多めで、総本数が多いです(12万本以上あるのでは?と感じる。常にたくさんの髪の毛が生え替わっている。)。


もう1つあるのは、元来毛を作る素質のない人です。これらの人は毛の本数が少なく細くて柔らかい髪質をしていて、抜け毛は洗髪時には10本前後と少な目で、総本数が少ないです(8万本くらいしかないのではと?感じる。常に生え替わっている本数が少ない。)。



■薄毛になる時の抜け毛・毛が増える時の抜け毛


以上のように、抜け毛の本数は個人差が激しく、多いから悪いわけでもなく、少ないから良いわけでもないのです。その人の素質や元来もっているものによって大きく差があるのですね。


では、何を見れば良し悪しが分かるのでしょうか?絶対とは言えませんが、ある程度判断する為の目安があります。それを観察していると大体の予測が付きます。


私も、ケアの経過を見る時の参考にしている見方です。あくまでも経過ですから、ある一時期に以下記述のようになっているから駄目なわけではありませんので、お間違えのなきようお願いします。


■抜ける毛の変遷をみる


それは抜ける毛の中身の変遷を見るので、半年から1年単位で観察すると良いでしょう。



  1. 毛の元気度の変遷:ドライヤーで乾かした時元気があったのに、いくら腰が出るようにしても寝てしまうようになってくると良いことない(元々寝ている人は対象外)

  2. 毛の太さの変遷:細くなった毛の割合が増えているかどうか?1割2割→3割4割と増えてくると良いことない

  3. 毛の成長期の変遷:本来の太さの毛が減り細い毛が多くなり、先細りの毛が出てくると良いことない。先細りの毛が半分近くになってくると相当危険


抜け毛を見る時は、毛の元気度の変遷・毛の太さの変遷・毛の成長期の変遷を半年前と比べてどうか?1年前と比べてどうか?を観察して下さい。上記の「2」の後半から「3」になった時は、1か月単位くらいで急激に変わることもあります。


ここに記述している内容は、薄毛のことを書いているので脱毛症の場合は当てはまらないのをお断りしておきます。







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