育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛が減るのが育毛の効果ではない

私がこの仕事を本格的に仕事として取り組み始めたのは、1999年~2000年ころからです。その前は、あまり事実や現実を知らなかったので、抜け毛が減れば毛が増えるものとばかり思っていました。

当然、抜け毛が増えること・毛が抜けること=薄毛になる・はげるとも思っていました。

ところが、実際に育毛相談の現場で仕事をしていると、自分で思っていたこととは全く異なる現象に出会うことが本当に多いのです。その代表例が抜け毛についてです。

抜け毛が多いときはまだ良い状態

確かに、薄くなる時には抜け毛が増えることが多いです。その為、薄くなった人は抜け毛が増えることを訴えますし、本当に毛の少なくなっている人なら、少し抜けるだけでも毛は減っていくので、殊の外毛が抜けることを嫌がります。

TVなんかでは、毛の薄い芸能人が茶化されていますよね。
そういったものを見て、聞かされているので、ほとんどの人は抜け毛の増加・毛が抜ける=薄毛になる・はげると思ってしまうです。
上記のとおり私もそうでしたから、たいていの人はそう信じ込んでしまいます。

実際は抜けながら増える

実際に仕事の中でご相談の方の抜け毛の変遷と毛の増えるパターンを見ていると、抜け毛が多いときの方が毛が増えるようになる時期が比較的早いです。

また、進行している人ほど(地肌が透け透け=バーコードになっているくらい)、毛が増え始めると抜け毛が増えます。それも雑多な毛がたくさん抜けるので、「え?大丈夫か?」なんて思ってしまいます。が、新たに芽を出した毛はいきなり硬毛にはならないので、細くて短い短小毛のような状態で抜けるのですね。

こんな抜け毛が増えて、次第に硬毛になっていくのです。

薄くなる人の場合は、最初は硬毛ばかりが抜けているのに、次第に細い毛が増えてきて、短小毛が増えてきて急激に薄くなっていきます。この間、進行すればするほど、抜け毛急激に減っていきます。

こんなことを書くと、抜け毛の本数で毛が増えるのか?減るのか?今の育毛製品が良いのか悪いのか?今取り組んでいる育毛法が良いのか悪いのか?等々の判断基準にしたがる人が多いです。
が、それは無駄です。

何事もトータルで見ることで、いろんな判断ができるのです。
ここに書いた抜け毛に関することは、抜けるのが悪いとか良いとかを言いたくて書いたのではありません。
「抜け毛の本数の増減だけで、育毛の効果を計ると判断を間違えますよ!」を言いたくで書いていますので、その趣旨を理解して再度読んでみてくださいませ。


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