女性の薄毛を治せない理由
女性の薄毛人口が増え始めて久しいですね。私が育毛のカウンセラーの本業として取り組み始めた1999年前後は、ご相談者はまだ少なかったのですが、2003年くらいから急激に増えてきたのです。
その理由は簡単です。
カラーが流行りはじめたからです。カラーや縮毛矯正等の美容室にとってはドル箱のサービスが1995年くらいから女子高生から急激に流行りはじめました。それだったら「1995年くらいから薄毛人口が増えるでしょ」と考える人は、あまり薄毛のことを知らない人です。
今生えている毛にカラーをしても薄毛にはなりませんが、カラーを定期的に行っていると、次世代の毛から段々と育たなくなっていきます。その育たなくなってくる毛が増え始めるのがカラーを始めてから6年くらい経過してからなのです。その上人により影響の受け方も違うし、美容師の技術によっても影響の受け方が違います。
早い人なら、カラーを始めて6年くらいすると「あれ?」と毛に不安を持ち始めます。それから2年~3年すると明らかに透ける部位が目につくようになるのです。それが、2003年頃だったわけです。
遅い人だと40歳前後くらいからなんてこともあり得ます。
一度薄くなり始めると普段のヘアケアが問題になる
薄毛の真の原因がカラーにあったり、表面化には何年もの時間差がある上に、一度薄くなり始めると普段のヘアケアやちょっとしたことがマイナスになるので、どこに問題があるのか分からなくなってしまいます。
その為、対症療法に走りやすく、加齢やホルモンのバランス等々に原因を求めてしまいます。
そうなんですね。女性の薄毛が増えている原因と改善できない原因の二つの問題を明らかにした上で、ご自身に必要なケア法を採らないから治せないのです。
ヘアケア製品の残留物が取れることが絶対条件
今のヘアケア製品は美容院でのトリートメントを含めて、かなり髪に強く残留します。当然、頭皮にも使うので頭皮にもかなり残留して、頭皮にとっては負担になっています。
薄くなっている場合、毛の痛みもひどいことが多く(=毛の痛みがひどいと頭皮も痛みもひどいと言うこと)、毛に残留しているトリートメントを始めとするヘアケア製品の重みで左右に引っ張られます。痛んでいる頭皮は衰えていて緩みやすいので毛の重みで伸びてしまいます。すると、毛穴と毛穴の間隔が広がってしまうのです。
毛が細くなっているのと中身の詰まった毛が作れなくなっているのと毛穴と毛穴が広がっているのとで、毛が生え代わってきてもすぐに寝てしまうので分け目がパカッと広がったようになるわけです。
ですから、まず最初に必要なのは頭皮に残留しているヘアケア製品の残留物を流してあげて残さないことが大事になりますよね。すると毛に残留している残留物も取れてくるので、生えている毛が細くなったように感じる場合と毛の痛みが表面化することが多いです。
生えている毛は細くなることはないのですが、感覚的に細くなったように感じるので、ケアを始めて2ヶ月か3ヵ月すると、不安になってケアを止めてしまう女性が多いです。
メイクとクレジングを繰り返していては綺麗な素肌を取り戻せないように、トリートメントと皮脂の取り過ぎを繰り返していては健康な頭皮を取り戻せないのです。
女性が薄毛を治せないのは、感覚的なことで判断しているからと言うことと、本当のことを知らされていないからです。
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