今日、12月21日は戦国武将、黒田長政の誕生日だという。
黒田長政は永禄11年12月3日(1568年12月21日)姫路に生まれる。父は言わずと知れた、秀吉の参謀 黒田孝高(如水)。
関ヶ原の戦いで一番の功績を上げ、筑前福岡藩に入封、黒田家は幕末まで在封する。キリシタン大名。
黒田家の家紋、「藤巴」紋は主家であった小寺氏(播磨国御着城主)ゆかりの紋。
また「黒餅」紋も使われている。これは長政の命の恩人、竹中重治(半兵衛)の紋。
「黒餅」の紋は「石持ち(こくもち)」に通ずる為に好まれた紋。重治は戦で矢を射られた時、懐に入っていた餅にあたり命拾いをしたために家紋にしたという。
いずれにしても、恩ある人の家紋を使用しているあたり、なかなかいい話である。
ちなみに福岡県の民謡、黒田節も黒田家に由来する。