
今日の臨時理事会に於いて、野球賭博に関与した大嶽親方と大関琴光喜は解雇。
時津風親方は主任から平年寄に降格と5年間の据え置き、阿武松親方を委員から平年寄に降格し10年間の据え置きの処分が下された。
大嶽親方は「除名」になると考えていたのでやや軽い処分、琴光喜も真相が明らかになるに伴い少々重い処分。
時津風親方は、先の「暴行死問題」の後任の親方になっての事案だけに自覚が足りなく軽い処分であり、阿武松親方に関しては部屋自体が「賭博の温床」となっていたとは言え、2階級降下の上10年間据え置きは厳しい処分だと感じた。
今回の処分はほぼ、特別調査委員会の提示した案に添った内容だった。
大体この外部「有識者」で組織する「特別調査委員会」なんてのも、大相撲界を少しでも理解している人が入っていない事自体、問題だったと思う。
何の「有識者」なのだか・・・。
理事長代行についても、わずか3週間足らずの期間に代行を立てろ、というのもよく分からない。
相撲全般に関してほぼ知識のないこの代行者に、この短期間で何をさせようとしているのかな?
ここは他の理事が代行する事で良かったと思うのだが。
写真は10年間、平年寄に据え置かれる阿武松親方。
力士育成に関しては他の親方衆より愛情を持っていて、私も応援していたのだが・・・。その優しさが裏目に出てしまったのかもしれない。