昼前には苫小牧を抜け、日高方面に向かった。目的地は鵡川河口。
道の駅「むかわ四季の館」に車を止めて、浦河国道を越え河口に向かう。
歩いて5分もしないうちに、目の前にのびのびとした北海道らしい風景が広がる。
頻りにカラスが飛び交っている
この先が結構長かった、地図の上ではすぐ海に着けそうなのだが…
広い畑に無造作に大型の農機具が放置されている。この辺は鵡川牧場の敷地内
やっと鵡川河口の看板
海に見えるが、ここはまだ河口への途中。川岸にはコガモが一羽所在無げだ。
左に大きく折れ曲がった先が本当の河口。アオサギが見える。
ハシビロガモの番
そしてカラスも
更に砂利道を歩くこと十数分、やっと河口と海が見えてきた。
一面の葭原の脇を過ぎて
鵡川河口には人工干潟の看板。かっては2.5kmにわたってあった干潟もすっかりなくなって
今は再生の途中。
先客が一人だけいた。葭原の中に腰を下ろして観察。背中の色を見るとムナグロのようだ。
少し離れたところにはハマシギがいる。
それしてもさびしい。この作られた干潟にはカモ、シギチを含めても20数羽ほどしか見られない。
砂州ではカモメたちが飛び交っている。
暫く粘ったのだが、風が強く吹き付けるようになってきたのでここまで。
帰りの空の雲が今まで見たことのない、変った雲だった。
この辺で。