早春、ハナネコネノメを訪ねた小下沢へ再び4月半ばごろ訪ねた。一月半たって季節はどれほど進んだのだろうか。
頭上に咲くのはウワミズザクラ(上溝桜)
サクラとはいうものの花の形は変わっていて、ブラシ状の花を咲かす。奥多摩では低山歩きでよく見かける木の花だ。
道端のセンボンヤリ
同じく日当たりのよいところを好むキランソウ
この時期見かけるスミレはほとんどタチツボスミレ。数は少ないが白花のマルバスミレもよく見られる。
タチツボに次いで多いのはラショウモンカズラ
ニリンソウはやや旬を過ぎたようだ
群生の中に緑花があった。
ニリンソウの群生、少し大きい花はイチリンソウ
これはジュウニヒトエか、それとも白花のオウギカズラか判別がつかない
とてもよく見かけるニガイチゴの花
少し登ってくると色とりどりの新緑がきれいで、いい香りをまき散らしている。
標高500m位のところでイカリソウに出会った。
最近、山行中にはなかなか出会えなくなっている花なのでとても嬉しい。
チゴユリも咲きだしていた。
ヤマルリソウ
ウラシマソウ
このスミレはオオタチツボスミレだろうか
アケボノスミレにも出会えた
ゆっくりと登ること1時間半、やっと頂上の小屋が見えてきた。
東側方面、関東平野を見はるかす。低山ながら展望が素晴らしい
楽しみにしていた富士山は生憎春靄の彼方だった。
この辺で。