三日目は朝から天気が悪かった。風邪をこじらせたのか余り
体調も良くなかったので、近郊の野幌森林公園を訪ねることにした。
ここは新札幌駅の近く(バスで13分)にある公園だが、札幌面積2000ha超ととにかく広い公園だ。
着いたのは記念塔口。百年記念塔が出迎えてくれた。
開拓100年を記念して建てられたこの塔の高さはちょうど100m、以前は展望室があり
中に入れたようだが、今は老朽化し立ち入り禁止とされている。
窓のあるあたりが8階の展望室であったところ。
今回は探鳥が目的なので大沢口へ
さっそくアカゲラに遭遇。
遊歩道わきの湿地帯にはリュウキンカ
オオバナノエンレイソウ
コゲラもいる
本州ではおなじみのメジロ
大沢口にある自然ふれあい交流館。ここでは私的には全く情報は得られなかった。
シラネアオイ
先ほどからツツドリの「ポンポン ポンポン」という声がすぐ近くで聞こえている。
暫らく姿を探すも発見できず。
雨の中カタツムリが元気に歩き回っていた。
良い香りがすると思ったら桂の大木
道端にはヒトリシズカ
またアカゲラに出会った
これは待ち望んだのシマエナガと思ったら、本州でもおなじみのエナガだった。
しかもすぐ逃げられた。
オオカメノキ(ムシカリ)
キツツキ類の開けた穴。四角いのはクマゲラというから、これがクマゲラの跡だろうか
ニシキゴロモ
エゾタチツボスミレ
湿地帯にはミズバショウの群落
ミズナラの木に寄り添って咲いているこの花は、ツルシキミでいいのだろうか
ネコヤナギの仲間?
エンレイソウの群落
遊歩道をぐるっと回って15km、とても都市郊外の公園とは思えない自然と大きな
スケールを持った公園だった。ただ、自転車も通ることのできる遊歩道であるのは
私的にはどうも頂けなかった。 せっかく見つけた鳥が、自転車によって飛び去ってしまうのは
何とも残念だった。
それにしても、クマゲラはまだしも、キツネやエゾリスぐらいには出会いたかった……ナァ。
この辺で。