野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

冬鳥1

2016-01-16 09:10:26 | 探鳥

 やっといつもの冬らしい寒さが戻ってきたようだ。そのせいか近くの公園でも

たくさんの冬鳥を見かけるようになってきた。

今日はヤマガラ、シジュウカラ科の留鳥。

 

 単独でいることはほとんどなく、時にはシジュウカラやコゲラなどと混群を組んで枝先を飛び回る。

 枯葉の間を突っついて木の実を探している。

 

 時折頭をもたげては周囲を警戒する。

 

もっとも敵だけではなく、同時に仲間の居場所も確かめているのだろう。

 

  敵の不在と仲間の存在を確認すると、安心してと再び餌さがし

 

少しずつこちらに近づいてきてくれた。

 

どうやら目当てのものが見つかったようだ。

 

  得意げに嘴にくわえ、何とも嬉しそうだ。

 

 

おっと近づきすぎて警戒されたようだ。

 

 ではこの辺で。


 ダム湖の冬鳥

2016-01-10 19:43:04 | 探鳥

  去年に引き続き今年も神奈川県のとあるダム湖を訪れた。前回の記事はこちら

今年は暖冬らしく、雪も見られず暖かい。用意した手袋やマフラーもザックの中に入ったまま出番はない。

 

正月以来天気は快晴が続きとても過ごしやすい。ということは冬鳥にとっては

山でも充分に餌が取れるので里に下りるまでもないということになり、翻って

バーダーにとっては見られる鳥が少なくなるという不幸な事態になる。

 

長い望遠レンズ を三脚に据えたオジサンがいたので、聞いてみるとウソだという。

 

確かにウソなのだが、枝に隠れてなかなか出てきてくれない。

 これで精いっぱい。

ジョウビタキの♂は、すぐ近くまで寄ってくれたので有難かった。

 

 

これはよく見かけるコゲラなのだが、ヤマフジのさやに取りついているのは初めて見た。

 鞘隠元の中にも虫はいるのだろうか。

 

 声がするので藪の中をしばらく探していてやっと見つけたルリビタキ

 

 湖面に浮かんだ筏にはカワウの群れ

 釣り人に聞くとワカサギを狙っているのだという

 

 少し遠目だが、湖沼の魚を餌とするミサゴのようだ。

 

 橋の上でワカサギ釣りの人が崖にカモシカがいるよと教えてくれた。

  どうやら崖にへばりついて木の皮を食べているようだ。

 

 逆光の中の倒木が神秘的だ。

 

 

この日出会えた鳥は20種足らず。鳥の鳴き声もあまり聞かれず、一番期待していたベニマシコには最後まで出会えなかった。

見たという人はいたのだが……。それでもウソやルリビタキ、そしてカモシカに出会え、ヤマセミも写真には撮れなかったが

鳴き声と飛び去る姿を見ることができた。まあそこそこ来た甲斐はあったというものだろう。

 

 穴埋めではないけれど、ツルウメモドキに来ていたメジロを最後に載せておこう。

 

 

 

 

 

 

 この辺で。

 


ダイブ!

2016-01-07 18:37:52 | 探鳥

 正月の忙しさにかまけて一週間ばかり休んでしまいました。

 今回は近場の公園で見かけた野鳥を数カット。

先ずは枝先で休んでいるイカル

 左奥にいるのはツグミ

 

 何か見つけたようです。

 

 太い体を精一杯細くして

 

こちらは可愛らしい仕種が魅力的なエナガ

 

 小さい体で素早く高い木の枝先を飛び回る。

 

 少し休んでいたと思っていたら

 

 

 おしまいはホオジロ

 

 

姿勢を低くして

 

 飛んだ!

 

 


高尾山に遊んで

2016-01-01 00:05:03 | 散歩

  まずは 高尾山頂から 一富士

 

 もう少し先の一丁平から

 

  この日も天気は素晴らしかった。南アルプスも見えた城山からの富士

  左下5合目付近の雪煙と中央部のジグザグの登山路にも注目してほしい。

 

 二鷹ならぬ二ルリビタキ

 高尾山近くの公園にここ数年やってくるイケメンのルリビタキだ。

ずいぶん愛想がいいので、だれか餌付けをしているようだ 。

 

 三茄子ならぬ三シモバシラ

 

見立てはそれぞれ、バームクーヘン、巻貝、肋骨といったところか

 

 

 

 今年は暖冬のせいか大きさや規模はいまいち、年が明けてからの方が見ごろだろうか。

ちなみにこちらは普通のシモバシラ

 

 2016年も平和な良い年でありますように。

 この辺で。