今日は、いつものツーリングメンバーの豊島、松原両名と国道157号線温見峠までツーリングに行ってきました。
国道157号線は「酷道」157号線と言われるくらいスリル満点の道です。
30年前に一人で福井の永平寺へ行った時以来のルートですが、道中、すすきの中に廃屋の屋根がぽつりぽつりと見え、風にたなびくススキの穂が西日に当たって金色に見える様を見て「黄金の海」だと感傷にふけった事を思い出し、懐かしく思いました。
朝の8時に我が家に集合して出発です。目的地の温見峠まではおおよそ80Kmの行程です。
途中の休憩は道の駅 「うすずみ桜の里 ねお」です。
最近はこんなひなびたところにも電気ステーションができています。
「やっちゃえ日産」 電気自動車は普及段階に入ったようですね~
今日の私の駄馬は35年落ち
あ~時代に完全に取り残されてますわ~
しばらく走ると山岳ルートの入り口のゲートがあります。
「危険 落ちたら死ぬ!!」国道157を酷道にならしめたともいえる有名な看板がありました。
昔はこんな看板がなかったな~
舗道の状況は30年前の記憶よりはるかに良い状態でした。
なにしろ、ロードバイクで挑戦されている方が見えるくらいで…
昔は、ゴロゴロと落石が転がっており、路面の亀裂もそこら中で、軽量バイクが軽トラしか入れないような状態から見れば上等だという印象です。
ところどころで、落ちたら死ねるか~? スカイハイ 悶絶するような箇所はないかと時折チェックします。
走りながら、ここぞと思っても通過するとなかなか引き返すのも面倒で
残念ながらここぞの場所のショットは難しいです。
ツーリングが目的なので、丁寧には探しませんが、地形の癖を見つけると何となく予想ができるようになりました。私なりの「死ねるかも」スポットを写真に収めました。
バイクに乗ったままで、そろりと寄せる・・・
結構、右足がザワサワ、ゾミゾミ
道路の縁が・・・細い木の枝程度ありますが、崖です。 90度真っ逆さまです。
更に前かがみで足元を撮ると・・・
伝わりますか~?
高さより、自分の姿勢が危ない。バイクに跨ったまま、バイクと自分の重心を左に持っていき、上体は右に屈折して崖下を写真に収めました。
そういえばどこかで橋の上で「インスタ萌え」する写真を撮ろうとして落ちた人がいたとか・・・
私も気をつけなければいけません。(合掌)
はい、エスカレートする前に適当にやめて出発です。
あいにくの曇天ですが、晴れていればとうとうと湛えた紺碧の淵が見れたでしょうが・・・残念。
途中で何か所か「洗い越し」も通過しました。
夏は涼を感じて気持ちが良いですね。
豊島君が松原君を撮っているところを撮りました。(笑)
最後のつづら折を登れば目的の温水峠に到着です。
予定では、このまま折り返し帰る予定でしたが、松原君が負けず劣らずの酷道だという国道417号を福井県側から登って帰ることにしました。
峠に先着していた自転車の青年に、大野市街までいかずに国道417号に接続する道路を訪ねたところ、県道34号が良いとの情報
県道34号の沿道には日本の滝百選に選ばれた「龍双ケ滝」があるので、是非見ていってくださいとのこと。
福井県大野市、池田町経由で冠山峠を通って徳山ダムから帰宅するルートに変更しました。
福井県側の方がコンクリート舗装の場所等もあり、下りでもあり危険と感じました。
少し先行して二人を待つと死ねそうなポイントを通過しました。
左カーブを抜けての縁石なし。
2台のバイクの間をご覧ください。
回り切れずに路肩から転落も怖いけど、がけ崩れが起きそうで、それも結構スリルです。
ほどなくして、温水川沿いの綺麗な道を快適に下っていきます。
岐阜県側までは曇天でしたが、福井県側は見事な晴天になり、気分は上々です。
大野市に入り、県道34号で龍双ケ滝を目指します。
龍双ケ滝に到着しました。
なるほど見事な滝です。
県道沿いで手軽に見れる滝でこれほど見事な滝は今までなかったな~と感じました。
国道417号は、四番台国道なので、百番台国道と比べるのも何なんですが、道路と崖の境すらありません。(笑)
冠山峠に到着しました。
石碑の右にちょっと見える石の頂が冠山です。ここから徒歩で2時間程度で行けるようでたくさんの方の車が駐車されていました。
頭の上にヘルメットを置いて長~い頭(顔)の面白い写真を撮るつもりが、髪の毛が薄くヘルメットが後ろにズレてしまいました。
冠山峠から岐阜県を望むです。
徳山ダムが山の間から見えました。
ふ~ 3連休終わってしまいました。
今日は何故か結構バイク楽しく乗れました。
やっぱ技術がないので、軽いバイクをぶん回して乗る位が楽しめるのかな~
このバイク、処分候補なんだけど・・・やっぱりもうしばらく手元に置いておこうと思いまいした。
久しぶりに楽しいツーリングでした。この頃はバイクに乗ること自体、少し億劫に感じることもありますが、君たちと走るとまるで別物のバイクに乗っているかのような感覚を覚えるほど、若かりし頃に戻った気がします。
又、行きましょう。
揖斐は近いし山も深いので手頃で楽しいですね!
数週間後には紅葉が見頃になるので、もう一回言ってこよかな〜と思っています。