BORN To RUN
~LIVE To RIDE RIDE To LIVE~ バイクの整備・ツーリングのお話です。
 




 TLRはバッテリーがないので、エンジンを始動しウィンカー、ヘッドライト、ホーン及び各種インジケーター等の作動を確認します。
 リアの左右ウィンカーが点灯せず、ナンバーブラケットのウィンカー付け根付近にクラックがありましたので、とりあえずリア周りから補修することとしました。

 テールランプユニットは、テールランプ、ウィンカー、ナンバーブラケットが一体となっております。
 フェンダー裏側のボルトを外し、リアユニットをひっくり返します。 

 泥で相当汚れています。
 このような機会がない限りアクセスする箇所ではないので、補修場所以外も十分に洗浄し、高圧エアーで水分を飛ばし、ホットボンド(接着剤)の「つき」を良くする為に脱脂をします。

 

 洗浄が終わり、綺麗になりました 。
 クラック箇所をちょっと広げて範囲の確認をします。

 ホットボンドは補修箇所と同色の黒色を使いました。
 クラック箇所にガンを当て、熱で多少クラックを溶かしなからボンドを埋めていきます。
 溶接箇所の肉盛を厚くすると強度は増しますが、ボルト穴が近いので厚くしすぎて干渉することがない様注意します。(後でカッターナイフで削ることもできますが。)
 こうゆう工作仕事は、結果がダイレクトに判るので気楽に楽しくできます。

 ※ 2017年5月16日 追記
  このホットボンドでの補修は、経年経過後 再び割れました。いや正確に言うとホットボンドが振動等で剥離しました。
  耐久性に問題があります。針金で縫うように固定し、再度ホットボンドで補修し、対応しました。

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