祝 令和元年、11連休をいただき、4月25日から5月2日まで中学校以来の友人の近藤君と北海道ツーリングに行ってきました。
昨年はパートナーと富良野、旭川、網走、釧路と主に道北を中心に行ったので、今回は支笏湖、洞爺湖、ニセコ、宗谷岬等、道央、道北を中心に行ってきました。
4月25日は通常どおり勤務し、20時に帰宅。急いで夕食と風呂を済まし21時過ぎに自宅を出発し、1時間30分程度で敦賀新港に到着
新日本海フェリーで苫小牧東港まで約20時間の船旅です。
北陸自動車道に入った辺りから小雨に降られましたが、乗船すれば20時間はゆったりできます。気分は上々!
部屋はツーリストAです。真ん中の通路を挟んで左右に2段の寝室が上下にあります。
また、上下の寝室への枝の通路が別々になっており、2名1組の場合では、1組が上下ではなく向き合った形になるように工夫されていました。(判りにくい説明ですみません。)
往路は「すいせん」でした。結構新しい船です。
昨年の大阪南港~別府の「さんふらわ~」より船内は大幅に静かでゴージャスです。
グリル、レストラン、浴場、スポーツルーム、映画上映と施設も充実してました。
翌朝は、レストランで「春ランチ」をいただきました。
朝から結構なボリュームです。
寝てばっかりいても退屈なので、スポーツルームで軽くウォーキングをしたり
翌日の8時過ぎに苫小牧東港に到着
冷たい雨の中、支笏湖湖畔にあるライダーズハウス(以下「RH」と記載します。)「モーラップ 樽前荘」に向かいます。
途中からあろうことかみぞれになり、山に入るころからは「雪」が降ってきました。
翌日も早朝は雪が降っていましたが、出発することには小雨になりました。
ある程度は覚悟してきましたが、本州の2月 大寒の頃のような寒さです。
霧と小雪で何も見えず、支笏湖観光なんてとてもする気もせず。
一路、洞爺湖に向かいました。
小雨も上がり、薄日もさすようになりました。
天気予報では明日は晴天とのことです。
洞爺湖から函館に向かい、一泊する予定でしたが、ちょっとしたトラブルで洞爺湖から急遽札幌に向かいました。
北海道2日目の宿は、いつもは安いビジネスホテルがどこもGW料金で高かったので、札幌市内のRH「猫じゃらし」を利用しました。
札幌から小樽、余市経由で積丹半島・神威岬に向かいます。
余市過ぎた辺りからの神威岬の眺めです。
天気も上がり、バイクも絶好調、気分も上々です。
昼食は、積丹町の漁師直営食堂で海鮮丼を
地元の知多半島辺りで食べるものとはけた違いに具も大きく、美味しかったです。
神威岬につきました。
先端まで行く近藤君を見送り、駐車場でまったりソフトクリームを食べて付近を散策しました。
神威岬からパノラマライン経由で倶知安そして今晩の宿がある小樽に向かいます。
ニセコ付近でテントで野営をしたかったのですが、未だオフシーズンとのことで、小樽の駅前のRHが空いていましたので3泊目もRHです。
ニセコパノラマライン入口辺りから羊蹄山を望みます。
羊蹄山を初めて見ましたが、富士山にも似た非常に美しい山です。
ニセコパノラマラインは数日前に開通したばかりとのこと。
ほとんど誰も走っておらず、近藤君と僕で独占状態でした。
前を走るのは、近藤君のハーレーFLHです。1980年代に作られた通称「ショベル(ヘッド)」です。
GWとはいっても対向車も後続車もほとんどなく、北海道は未だオフシーズンのようです。
ニセコに着きました。
テレビのニュースで別荘地が再開発され、外国人が多く投資等しているとか・・・
スノーリゾートや避暑地として人気があるようです。
別荘がある辺りでは外国人がジョギングしていたりしていました。
小樽では2人で居酒屋へ
結構海鮮が充実していましたが、もはや美味しいもの「慣れ」てしまっており、特別な感慨もなく。
翌日は、小樽からノシャップ岬にあるライダーズハウス「漁師の店」に向かいます。
定番のオロロンラインをひたすら北上します。
利尻・礼文サロベツ原野
うらぶれた感じがいつかテレビで見たアイルランドっぽいな~と
RH「漁師の店」に到着
夕食「うに丼」と、主人主催のちょっとした酒席と朝食付きで、驚愕の2,200円? 2,500円だったかも・・・
夕食のうに丼
これに、ちょっとした語らいの酒席と朝食がついていてこの値段・・・
主人になんでこんな儲かりそうもないことをやってるのか?と直球で尋ねたら、
「それは、夕食後みんな集まってから説明する」と
夕食後に歩いて数分のノシャップ岬に夕陽を見にいきました。
ガスで完全に水平線に沈むところが見えなかったのは残念
朝、出発前に自宅宛て土産を宅急便で送りました。
何だか、店舗の海産物も激安です。(笑)
もう一度、ノシャップ岬に行きました。
利尻島が見えないかと
しっかり綺麗に見えました。あれが利尻富士かと・・・
続いて、日本最北端の宗谷岬に向かいます。
結構観光客がたくさんいました。
最北端のモニュメントでの記念撮影の列がすごいです。
当然、スルーして次の目的地の猿払村のエサヌカ原生林にある通称「エサヌカ線」に向かいます。
モニュメントの奥には遥かサハリンが目視で見えました。
ロシアを目の当たりに見ると、ここは国境なのだと。
(下の写真を拡大してみると地平線にうっすらと見えるはずです。)
猿払村に向かいオホーツク海沿岸を進みます。
エサヌカ線です。
誰もいません。
しばらくたばこを燻らせ、ぼーっとしていたら、やっと1台 通過していきました。
帰宅後ネットで見た情報では、この道路は北方有事の際には、自衛隊の飛行場として利用するのだそうです。
確かに途中で右手に自衛隊の駐屯地があったな~
クッチャロ湖がある浜頓別から、中頓別、音威子府、美深、名寄、剣淵、旭川、美瑛とひたすら南下して、今晩の宿、RH「ひぐま」に到着
大丈夫か?と思う外観ですが、75歳の元日産自動車テストドライバーで現在は猟師の主人が一人で経営されてる宿で、「民宿風ライダースハウス」とうたうだけあり、外観は結構古いですが、部屋の中は掃除が行き届いており、非常にきれいな宿で驚きました。
主人は、ライフルの爆発音で耳を傷め補聴器なしでは会話ができないそうで、大声で怒っているような印象でしたが、話すと非常にフレンドリーで誠実な方でした。
それより更に驚いたが、宿泊料(ここでは「会費」と記載されていました。)、1K出したら0.3Kおつりが返ってきます。
私たちは、鹿刺しを追加したので、1.7Kでしたが・・・(驚)
函館に行けなかったので、急遽、襟裳岬に向かうこととしました。
近藤君は、富良野で露天風呂や、観光をするとのこと。
雨に降られることは必至でしたが、函館に行けなく走行距離も寂しかったので一人で向かいました。
占冠、帯広、十勝を経由して一路襟裳岬まで一気に南下します。
大樹町を過ぎ、広尾町に入り太平洋岸の道路に出た辺りです。海がしけって霧が出てきました。
何だかやな感じです。
合羽を羽織り、覚悟して進みましたが、襟裳岬の目と鼻の先の黄金道路で通行止めです。
国土交通省の係官が常駐しており、説明して下さいました。広野町まで戻り、迂回すれば襟裳岬には行ける。ここから130Kmあるがと・・・
時間は2時前、今夜の9時には苫小牧にいなければ行けませんので残念ながら襟裳岬は次回の宿題としました。
広尾町まで一旦戻り、国道236号で浦河町に向かいます。
浦河町から、新ひだか町、日高町とひたすら西に 苫小牧まで走ります。
この辺りは、競走馬の産地です。
牛舎に比べハイカラな建物です。
別行動だった近藤君と苫小牧の食堂で合流
この店は、出発前に雨具を買ったワークマンの店長が是非行ってみたらと勧めてくれた地元の居酒屋です。
店長は現店舗の前の苫小牧の店に勤めていた時の馴染みの店とのことです。
お勧めのとおり、素晴らしいお店でした。観光客はもちろん誰もおらず、地元の夫婦?スナックのママと客風情の2人しか居りませんでした。
今回、あちらこちらで「海鮮丼」的なものを食べましたが、断然これが一番だと思いました。てんぷらの盛り合わせとクジラの刺身と併せても2.2Kでした。
北海道って、走っても楽しいけど、喰っても美味しくてしかも激安でたまらん!
往路のフェリー
行きは「すいせん」で帰りは「すずらん」
姉妹船のようで、船内もほとんど同じでした。
翌日、能登半島を過ぎたあたりできれいな夕陽が見ることができました。
無事帰宅
走行距離は2,000K強でした。
まだGW4日あります。
残り4日間はBuellのクランクケース(プライマリーカバー)辺りからのオイル漏れが酷くなってきたので分解してガスケットを交換したり、車検に向けての整備をする予定。(バイク三昧 バカ(笑))
おしまいです。
駄文・長文失礼しました。
では!
【追録 3日目(2019/04/27) モーラップ樽前荘~支笏湖~洞爺湖~RHねこじゃらし@札幌】
【4日目(2019/04/27) RHねこじゃらし@札幌~小樽~余市~積丹~神威岬~ニセコパノラマライン~倶知安~RH小樽】
【5日目(2019/04/29) RH小樽~留萌~オロロンライン(苫前~初山別~遠別~天塩~サロベツ原野)~RH漁師の店@ノシャップ岬】
【6日目(2019/04/30) RH漁師の店~稚内~宗谷岬(稚内)~猿払(エサヌカ線)~クッチャロ湖(浜頓別)~中頓別~音威子府~美深~名寄~剣淵~当麻~旭川~美瑛~RHヒグマ@上富良野】
【7日目(2019/05/1) RHヒグマ~南富良野(十勝岳)~トマム~帯広~中札内~大樹~広尾~えりも~浦河~新ひだか~新冠~日高~むかわ~福寿衣@苫小牧東港】
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・XLR250R :2001年4月入庫 ワイセコピストン等改造多数 ====>2011年?惜譲
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こんにちは
ご指摘ありがとうございます。
さっそく訂正させていただきました。