北海道ツーリング準備

　今年のＧＷは10連休
　中学校以来の友人の近藤君から去年の九州に続き、今年は北海道にツーリングに行きましょう！と誘われました。
　先日、インテークシールを交換したものの、ほとんど乗っていないBuellで北海道のロングツーリングはいささか不安。
　しかも全行程、キャンプでとのこと。
　テントやシュラフは古いながらもあるとして、彼はここのところ、キャンプツーリングにはまっていて、テーブルや椅子等快適グッズも買い込んでいる模様
　遅れをとらぬよう、そこそこの装備を買い込んで、それを収納するバックもスマートにしたいと妙に気合が入ってきました。（笑）

　先ずは、テント、シュラフ、マット、ストーブ、食器、椅子、テーブル等大量の荷物を積載するために、６０Ｌ近い容量を誇るシートバックを買いました。
　左右に長く、内部のファスナーをあけると更に広がり最大７５Ｌまで拡張するバックです。

　購入後、実車に装着してみましたが、完全にパニアケースの上に被さります。パニアケースに上からの荷重がかかることは破損して走行中に脱落する危険性があり、加えてパニアケースの開閉の鍵にもアクセスが出来ないことから改善が必要です。

　工房にある適当な合板を台にして支えれば上手くいくのではないかと


　さっそく作業開始です。
　適当な大きさの合板を探し出して、丸ノコで切断します。


　合板なので、防水を考慮し、サンディングをして砥の粉で目地を埋めた後に、ニスを縫って簡易的な防水加工をしました。　


　２枚目の写真のとおり、パッセンジャーズシートがかまぼこの山のようになっており、板を置くと前後、左右ともに安定性がありません。
　工房にあった発泡ウレタンのタイルを丸ノコで切断して安定性を確保すべく貼り付けました。


　置いてみました。
　まずまずの安定性が確保されたようです。


　バックを置いてみました。
　左右に拡大しなくてもほぼパニアケースの幅と同じです。
　これ以上拡張したら、バックミラーで後方確認が十分できないのではと心配になるほどの大きさです。

　写真にはありませんが、バックと板の固定が共締めでは安定性が欠くと考え、板を独立して固定することにしました。
　仮に転倒してもバックも板もそのままの位置を保持しているくらいの固定ができました。
　パニアケースの鍵へのアクセスも目論見どおり問題なく出来そうです。

　続いてバッテリーの交換です。
　今回もSUPER NATTO にしました。
　交換しなくても元気よくセルモーターが回りますが、６年以上経過しており、満充電電圧も１２.５Ｖ前後と若干の劣化が認められましたので交換です。
　ちなみに、スーパーナットの開発者は日本人で、納豆のように粘るバッテリーをとネーミングされたとのこと。（近藤君談）

　６年前は、いかにも格安バッテリー然とした色、デザインでしたが、今回のバッテリーはハーレーを意識したような色、デザインで、筐体には振動や熱の対策も行われているとの説明がありました。


　エンジンオイルも交換
　今回はVALVOLINEの２０W-50にしました。
　レブテックがどうゆう事情かは不明ですが輸入がなくなり、再開も未定とのこと。

　代替のオイルとして、値段はそこそこのバルボリンを今回は試してみます。

　※ 北海道ツーリング後の印象
　　 このバルボリン、相当良いのではと思います。
　　 油温が全く上がらなく、涼しかったとはいえ、ツーリング全行程を通して油温が摂氏７５度程度でした。
　　 レブテックなら簡単に８０度、９０度を超えると記憶していましたが・・・オイルだけでこれほど違うのか？？？
　　 それともインテークシールの交換で空燃比が上がり燃焼温度が下がった要因も考慮に入れるべきか・・・（要 経過観察）


　近所をぷらっと試運転
　地面を水平線に見立てて写真を撮りました、

　北海道っ！ 待ってろよーっ！


　いよいよ今週の木曜日に出発です。
　平日には準備ができないので、少々早いですが荷造り開始です。

①テント、②シュラフ、③キャンピングマット（空気式）【新調】、④椅子【新調】、⑤カメラ三脚、⑥クッカー（食器）、⑦ストーブ、⑧同ガスボンベ、⑨ランタン【新調】、⑩雨具【新調】、⑪双眼鏡、⑫一眼レフカメラ、⑬タブレット（Android、iPad）.....etc

　パートナーに家を追い出されてもこのバック１個で済みそうです。（笑）


　日曜の夜
　4日前にして既に出撃完了！

　いつも当日までグダグダの私にしては珍しい



　こんな調子で北海道ツーリングの準備を楽しくしましたが

　のちほどの、北海道ツーリングの記事で記載しているとおり、全行程キャンプではなく宿泊は全てライダースハウスでした。
　テント、キャンピングマット、カメラ三脚、ストーブ、クッカー、ランタン、テーブル、椅子 あれもこれも全く使いませんでした。

　この巨大なバックでなくても、左右のパニアケースといつもの小ぶりなシートバックで事足りたわけで・・・

　もちろん一生懸命作った板も不要であったりして・・・

　とんでもない無駄遣いか・・・どうしましょうか・・・

　キャンプを何としても近いうちに近場で・・・そうしないと う～ん・・・



　 

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