ゴールデンウィーク 初日は少し雷雨があったものの後は良い天気ですね~
私の場合は、3人の子供たちが高校・中学でそれぞれ集中講義やクラブ等で予定があり、「無罪放免」ガレージでバイク三昧です。
TLRですが、河川敷にもっていってトライアルごっこをしたのですが、高回転がもたつき、プラグがすすけてましたので燃調が△です。
キャブの清掃は後が面倒なので、なるべく避けたいところです。
まずはエアークリーナーをチェックすることとしました。
TLRのエアークリーナーはガソリンタンクの下にあります。
車体の低重心化を図る目的でしょうか ガソリンタンクは、写真のHONDAのロゴが入っているもののほか、シートの下にもサブタンクがあります。
知らなかったのですが、バッテリーは初めっからついていないようです。
エアークリーナの蓋をとる前に、電装BOX(コンデンサー)を外します。
ここで、蓋を固定しているねじの頭にライトを当てて潰れ等をチェックします。
電装BOXの固定状況や、ねじの頭(+)の状況から「ひょっとして一度も空けてない?」と思うような状況。
これは、私にとっては嬉しい状況で、まあ確かに「乗りっぱなし」な状況ですが、下手にいじってあるものより
1 再生車(いわゆる「にこいち」:二個で一個を作るの意)でない
2 低走行車(まあ「オフでむちゃくちゃ乗っているかもしれませんが」
である可能性が高いわけで・・・
んで、エアクリーナーボックスの蓋を開け、丁寧な作業でエアクリーナーエレメントを取り出しましたら・・・
案の定、スポンジ状のエレメントが見事な「カステラ」状態で指で触れただけでもポロポロと崩れてしまいます。
やはり予想通りエレメントは新車から一度も変えていないのか・・・
いずれにしてもこの状態では空気の流量が十分確保されませんので、高回転でのぼこつき(燃料に比べ空気が少ない)とも合点が行き、トラブルとの原因の整合性があることから改善要素となりうるので、作業にも勢いがつきます。
通常であれば、ここでパーツの発注となるところですが、このタイプのエレメントは簡単に自作できるのでささっと作ることとします。
まずは、
1 ご近所の不動スクーターを再生するときに使用した残りのエレメント用スポンジを用意して、
2 円錐状の古いエレメントを縦に裂いて展開し、マジックでエレメント用スポンジに型取りをします。
3 はさみで少し大きめにスポンジを切り出し、
4 ホチキスで仮止めをして、
5 木綿糸でささっと円錐状に手縫いをして、
6 ホチキス針を取り除けばエレメントの出来上がりです。
この作業は「得意中の得意」です。(手芸?(爆))
次は、エアフィルター関連のトップブランドのK&Nのオイルフィルター用オイルをさっとスプレーします。
メーカーの整備書では、ギアオイルで湿らせることとしておりますが、K&Nのオイルのほうがエレメントに色「赤色」がつき、「かっこいい」ので多少高いですがK&Nを利用します。(笑)
右から2番目が今回の作品です。どうです?上手くできましたでしょ(笑)ちょっとオイル吹きすぎたかな~
エレメントを装着し、蓋をしようとしたところ・・・
外気導入口のクリーナーボックス側が象の鼻のように伸びています。
こんなに伸ばすと流入の抵抗にならんのかな~
「うーん 取っ払いたい・・・」
脈動?判らないので今回はこのままにしておきましよう。
この象の鼻の「効能」ご存知の方見えましたらお教えください。
どこかのHPでは、取り外すのが「お約束」だったような・・・
エレメントを装着して早速試運転したところ、高回転のもたつきは改善
元々低回転型のエンジンなので「伸び」は無いけど・・・
まあこんなもんでしょう。あとはスピードメータの補修です。
メーターケーブル早くこんかな~
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手芸の出来、お見事というしかありませんね!
この頃のHONDAのオフ系モデル、バッテリーレス車が結構あったように記憶してます。
雑誌でもインプレが載っていて、始動性も問題なく、ライトの光量も十分なものだったようですが、あれはどういう仕組みなんでしょうかね?
「売れる」位の出来栄えか・・・(笑)
バッテリーが無いだけだと、発電した電流が行き場が無くなり、電気系(電球)等に電流が流れすぎ障害が発生しますね。
バッテリーレス車は、バッテリーの代わりにコンデンサーで一時的に蓄電して障害を回避する仕組みのようです。
コンデンサーの方が圧倒的に軽く軽量化としては有効ですが、始動時にニュートラルが判んないのがプチ不便かなー(別にクラッチ切ればいいだけですが・・)
エアクリ改善で、ピックアップがてきめんに改善されました。
重心をリアに持っていき、アクセルを煽ると「ポン」とフロントが上がるようになりました。