ベトナム・ホーチミン市で生きる。ふも・ふもまろの足音 buoc chan cua Fumomaro.

ふもまろのひび
Moi ngay cua Fumomaro.
ベトナム・ホーチミンシティの下町から

ベトナムに住むということ

2009年05月26日 00時35分17秒 | ベトナム生活
ベトナムに住んでからもうじき3年になります。
小さい頃から海外で仕事をして、海外で生活するんだろうなあと、
何となくは思っていましたが、まさかベトナムとは想像もしていませんでした。

ベトナムで生活すること、海外で生活することは楽なことではありません。
はじめの数か月は、何時になっても鳴り響くバイクの音、街を駆け抜けるバイクの波、外国人アパートに住んでいたのであまりの静かさに孤独感を感じ、うつ病になって日本へトンボ帰りをしたときもあります。

でも日雇い・派遣で1か月働き、伯父に一番安いチケット代を工面してもらい、
韓国経由で再度ベトナムの地を踏み、もうじき3年。

この3年間に、学生時代から付き合っていた妻と結婚しました。
妻とは大学2年の時のベトナムでの語学研修の際、受け入れ先の大学で知り合いになり、その後、約5年。実はベトナムからトンボ帰りをする際、妻も置いて日本へ帰ったんです。仕事で辛い度に、その時の妻の涙を思い出します。

ベトナムに来て思うこと、それはやはり自分はベトナムにとっては、
外国人、日本人であるということ。ただ海外にいるのだから、
なるべくその国にどっぷりとつかっていたい。

でもベトナム人のお節介、ストレート過ぎる言動に腹が立つ時もある。
そんなときにふと感じることは、やはり自分は日本人であるということ。
いや自分だからなのだろうか・・・。