前に日曜日の朝と書いたけど、
コロナで診察が中止になって、
いつになるか分からない状況でした。
そう、土曜日かなー?まだやってないって。
電話しても繋がらないみたいだから、
近所に住んでる親戚のおばさんに、
病院がやってるか、
見に行ってもらってたみたい。
そんなこんなで、突然、日曜日の朝、
開いてるよ。11:30までだから、どうする?
まあ、すぐに切られないだろうと思って、
妻を後ろに乗せてバイクで病院へ。
家から20分以上は走った気が。
妻がGoogleマップでナビゲート。
あー、この道知らないなあ。
この近く、すっごく市場のど真ん中にあった。
入ってみると、
ひと昔の日本の救急医療センターみたい。
英語なんてないし、
外国人が診察受けられるか分からない。
ベトナムの場合、外国人がどこでも、
診察を受けられるわけではないんです。
だから大丈夫か不安だった。
でも看護師さんが体温、血圧測定をして、
問題がなかったら通してくれました。
突然訳の分からない外国人が来て、
しかも日曜日の診察、感謝しかないです。
順番が来たら、いよいよ診察。
親戚の知り合いで、70歳ぐらい。
前はビンズーン省の病院で働いてたんだって。
優しそうな先生。
直感でこの先生なら大丈夫だろうなあと。
奥の診察台で診察。
おいおい確かに奥まってるけど、
こっちから外見えてるよw
で、診てもらったところ、、、
やっぱり手術が必要だって。
妻がいて通訳してくれたけど、
途中、先生が英語できる?って言われて。
英語で説明してくれた。
でも英語の医学用語よく分からんw
ベトナム語の方が分かりやすい。
こういう危機的な状況で、
大学時代に、ベトナム語を副専攻でとって、
良かったと感じた。
とにかくお尻に豆が出来てて、
普通に薬で治療できるものじゃなく、
放っておくと、脳まで行くから、
今やった方がいいとの事。
ガクッ。
丁寧に治療方針を聞いて、
先生も分かりやすく絵を描いて説明。
これは治療だから。10分ぐらい。
麻酔打って、麻酔クリーム湿布して、
レーザーメスでカットするよ。
ん?いやいや、そりゃ手術でしょう?
もうここまで来たら、
日々の痛みから逃れるために、
また脳までいったら怖いので、
さっさとやってもらおう。
一旦、外に出て、クスリを買って、
ダフロンを2錠飲む。
そこから2階の手術室へ。
待合室で見かけた小柄な、
かわいい声をした男性看護師さん。
なんか嫌な予感。
と、手術室入って、
台の上に寝て、
お尻出して。
すごくぶっきらぼう。
ごめんなさい。外国人なんです。
そういうと、態度と対応が柔らかにw
妻もなーんで、ベトナム人同士だと、
対応が荒いのって、少し怒ってたw
いや、ワタシも数分前まで、
ベトナム人に見られてたよ。
確かにベトナム人同士だと、
結構ぶっきらぼうにやりますよね。
で、台に横になって、
まず麻酔を注射でお尻に一撃。。。
くーっ、痛い。
それから数分後、先生がやってきて、
患部周辺にも麻酔、麻酔クリーム、
麻酔スプレー、、、全部で4本ぐらい。
日本人のあなたは大きいからw
普通、ベトナム人は1本だけだー。
みんなそこでわらってるw
いやいや、痛いし、怖いし。。
一番怖かったのが、
やっぱり切られる時。
だってあんなに麻酔してたけど、、、
めちゃくちゃ痛かった。
たぶん数十秒だったけど、
思わず泣き叫んでしまった。
しかも、もう終わった?
をベトナム語で連続で質問。。。
もう一人の女性看護師さんに、
笑われる。
情けない。。
中の血の塊をとってもらい、
20分掛からず終了。
男性看護師から、
これだよこれって血の塊を見せられる。
これかー、いや見たくないw
最後に消毒剤、ガーゼを突っ込まれて終了。
たぶん10分ぐらい休憩。。。
1週間分の、
クスリとガーゼと消毒剤が処方される。
ん?バイク運転して良いの?
大丈夫か。いやーダメかも。
でも妻が大きいスクーター慣れてないから、
自分が運転した方がいいなあ。
よし、
で、最後に会計。
診察料が8万ドン(380円)、
手術代が100万ドン(4800円ぐらい)、
痛かったけど、安かったなあ。
本当、ありがたい。
3日ぐらいして、
調子悪かったら、またきてねとの事。
あと、大きいオケに、お湯をはって、
消毒剤3杯分、お尻の消毒忘れずに。
そんなこんなで、
麻酔でフラフラでしたが、
スピード遅めでの無事に帰宅。
途中、本当、訳のわからない外国人に、
優しく、外国人価格も請求せずに、
対応してくれた皆さんに感謝で、
ちょっと泣きそうだった。
でもここからがまた試練。。。
ふもまろ