チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

天国へお散歩

2011-07-23 | 日記

7/10 AM2:30くらい チャー君を抱っこできた最後の画像です。

7/10は身体全体がピリピリしていて、朝方からツボの刺激もマッサージもあまりできず、身体を触ると身体全体が反応して口のクチャクチャから軽い痙攣を発症するので、ずっと横にしていました。抱っこをしたいけど、チャー君に負担がかかるのでそれも叶いません。横になっているチャー君は前回でもご紹介したよう気持ちよさそうに目を細めたり、手を前に出し、いつもの眠っている姿です。

水はスポイドでホンの少しづつ与え、しらべもホンの2,3滴を唇に垂らす程度。クチャクチャから痙攣を発症が頻発。午前中で10回くらい、午後も5回くらい。この痙攣はツボと酸素ボンベで治める。

ママはシッコを出したことで、助かると信じています。しかし。。。

午後3時すぎ、このままだとチャー君の身体は確実に死に向かいます。痙攣も時間と共に発症回数が多くなり軽度から通常の痙攣へと移行しています。痙攣でチャー君を逝かせるのは絶対避けたいママと召使さんは、水をすこしづつ摂っているチャー君に水を与えようと、チャー君の身体のままにと。

首を上に持ち上げ、0.5スポイド位水を与える。しらべも1/3スポイド与える。それまでユックリした呼吸だったのが、通常の呼吸に戻る。次30分後おなじように水、しらべを与える。

その直後、チャー君の呼吸が急に激しくなり今までに無い荒い呼吸に。身体をなでて呼吸を軽くしてあげたいけど、身体を触ると痙攣のように苦しそうにするチャー君。ママと召使さんはただ側にいて見守るだけです。「側にいるよ~」と声をかけるだけです。しかし、ママたちが側にいることでチャー君を興奮させたらと考え遠くで見守ることに。その間、チャー君は後片脚を上げました。「何?」とママたち。

チャー君のオシッコです。動けないチャー君が7月からオシッコをシート、バスタオルに漏らすのに、身体がそんなに濡れてなかったのは、この片脚上げだったんだね!と。ママはチャー君に「エライ!なんて賢い子なの!大好きチャー君!絶対元気になるよ」と。。

激しい呼吸は続いていますが少し治まってきています。これでチャー君の復活ができますようにとママは祈りながら。。

PM7:30チャー君の呼吸は1分間に10回程度まで落ちる。

ママと召使さんはチャー君の脚先を撫でながら声をかけると、チャー君の呼吸がまた速くなり。

右を下に横になっているチャー君が左前後脚を前後に動かし始めます。そうです!チャー君は散歩しています!ママはその左前後脚を動きやすいように手で支えると!

始まりました!雄叫びです!声は出ませんが確実に雄叫びをしています!歩いているチャー君!散歩をしているチャー君!雄叫びをしているチャー君!脚の運びはとてもスムーズになって大またで、散歩でどんどんウォーキングをしています!「お散歩できてよかったね~すごいねチャー君!雄叫びもスゴイね!絶好調じゃん!チャー君、頑張れ頑張れ~、チャー君大好きだよ!大好き!」と声をかけながら。。

しかし、その動きもしだいに弱くなり、脚も動かなくなり、しかし雄叫びは続いています!呼吸が止まっても雄叫びを何度も何度も続けるチャー君!

君はなんてスゴイ子なんだ!チャー君!まさにスーパーミラクルキャットだね!

チャー君、ママと召使さんと出会ってくれてありがとう!神様、こんなすばらしい子と出会わせてくれて感謝します!

2011年7月10日午後7時45分 ママたちの幸せのチャー君は猫神様の元に25年2ヶ月と5日ぶりに帰りました。

        

    


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。