ロイター板の日記 -CCV-

若人のみんな、俺を踏み台にしろ。
3流私大文系卒、40歳過ぎ商社勤務の窓際営業マンの雑記。

古いレポートⅠ

2006年10月29日 | 生活
どうも。

だいぶ前になります。
本川達雄先生の公開セミナーに行きました。
そのときのレポートを書きます。ずっと書こう、書こうと思ってたのですが、もう5年も前になるので多くを忘れてしまった感が強いです。
早く書いとけば良かったのに。。。

なので、読書感想文よろしくセミナー外にも、先生の著書を参考に自分なりに受けた影響まとめることにします。
それと、あくまで僕(バリバリ文系で高校でも生物学を選択しなかった)の解釈なのでズレはもちろん、間違っているかもしれません。
それを前提に読んでいただければと思います。

公演は『ゾウの時間 ネズミの時間』の発表から先生が次にどんなことをしていたのか。ということについてです。前提として簡単に先生の研究について紹介されました。
先生の研究内容については僕を連れて行ってくれたNGさん(当時生物学科に籍を置く私の後輩)
が上手にまとめていてくれるので、それを引用させていただくことにします。

生物によって時間の流れは違う。との主張を展開する本です。
もちろん、一日は同じ長さですが、体重あたりのエネルギー消費量や、一生における心臓の鼓動回数はどの哺乳類も同じくらいなのです。ただし、小さな生物ほどの心臓の鼓動速度は早く(ヒトは1秒に1回、マウスは1秒に10回)、行動に機敏さもあります。そのため短命であり、総じて時間の流れは早いものではないか、とうのが著者の主張です。

なにげに、ネズミをマウスといっちゃうあたり理系のにおいをさせる紹介文ですな。。

本題に戻ります。
先生は考えました、この自分の研究が人の生き方に活かせないものかと。
本の発表以降は先生はその考えを中心に活動を行っていたそうです。
そしてこの公演でその考えに対するお答えを発表されるということでした。


つづく