てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

沢田研二様、まいりました。

2010-08-03 | 人・創造・冴
40年以上、ザ・タイガーズ、沢田研二のファンでいて、
途中、中抜けも多々ありましたが、
こんな理由で、ファンをやんぴしたくなったことは初めての経験です。

いろいろ噂は聞こえてきていましたが、
護憲派のイベントに沢田研二が出演、みなさまで「我が窮状」を歌うというフライヤーを
サイト上で確認しました。

主催されている「かながわ女性9条の会」では、沢田研二出演で大盛り上がりしていることは想像できますが、
こんなに凹んでいるファンがいることをジュリーは想像しているのでしょうか。

「我が窮状」ジュリーは「平和を願ってイデオロギー関係なく、みんなで歌いましょう」というような主旨の発言をしてました。
けど、このようなイベントで歌うということは、政治的内容だと自らが認めるところです。


「戦争はいや!憲法9条を守るため今なにができますか」と、「かながわ女性9条の会」には書かれていますが
「戦争はいや!子や孫に平和な日本を残すために憲法改正を」とわたしは考えている日本人です。
世界情勢を考慮しつつ、穴だらけの今の九条を、国民みんなで考えて
よりよいものにして行く必要があると思っているわたしは子を持つ母です。

2年前のドームライブ「ジュリー祭り」でこの曲が歌われたことについて
何かのインタビューで「みんなが賛同してくれて盛り上がった」というコメントを読みましたが、
これにも違和感ありありでした。
京セラ大阪ドームでも、東京ドームでも、この曲で着席したオーディエンスが沢山いたことを
客席にいたわたしは、知っています。
この時も、
「会場をひとつにするパワーのあるジュリーが、ファンの気持ちを2分してるやん」と
なんだか悔しい気持ちがしました。

まぁ、「我が窮状」という曲に対してはジュリーとファンのわたしのイデオロギーの違いはしょうがない、
ジュリーに求めてる部分はそこじゃないのだから、と思ってもいました。

しかし、今回のイベント出演は、
「もう、こんなんわたしのジュリーじゃない!」という気持ちになってしまいました。

“ジュリーとうたおう”っていうコピーに我が目を疑ってしまいました。
「歌うのはワシや!客席は歌わんでええ」と常日頃言ってる御仁とは思えない。

室内管弦楽をバックに1曲のみ歌うってのも、ありなんですか~?

一言でいうなら「カッコわるぅ~」なのであります。

ジュリーと一緒に歌えるのなら、と参加するファンもいらっしゃるでしょうが、
わたしは、こんなのは御免です。
フライヤーを見たおかげで、急に今の沢田研二に興味がなくなってしまいました。

たままんがジュリーファンだということで、
当ブログをチェックしてくださってるみなさまには申し訳ないですが、
そういうわけで、今後はジュリーに触れることはあまりないと思われます。

過去の沢田研二は宝箱、珠玉のCD、DVDがいっぱい手元にあるので、
もうこれだけで老後は楽しめます♪

ええ~っと、アップしたい画像もあったのですが、
今夜はちょっと書きなぐってしまったので、画像はまた明日にでも。


コメント (15)    この記事についてブログを書く
« ドド~~~~~~ん!ジャン... | トップ | 夜の新宿と目黒通り »
最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たまちゃんらしい・・・(苦笑) (Meiko)
2010-08-01 06:16:45
ご無沙汰してます。

母が、腰椎圧迫骨折の入院を経て、
退院6月26日から、26年ぶりに、
母と実家暮らしを始めてます。
毎日、5時起きで、朝から、水まきや、母の食事の支度、洗濯…
片道30キロちょっとを車でとばして走り、
お仕事は、残業できないので、
朝7過ぎから仕事をして、ほぼ定時に帰社して、夕食を作り食べて、
翌日のおかずを準備して、
お風呂に入って眠る…。
PCも無く、また、時間的に余裕も無く…
でも、頼んだチケットのライブだけは、続けてます。
母との時間も、もう、そんなに長くないと思うと、大事にしたくてね…
でも、一ヶ月を過ぎ、ちょいとくたびれて…
母とも口喧嘩が増えて…
この週末は、兄貴と兄嫁が、兄帰宅で、全面面倒見てくれてます。
だから、ちょこっと、リフレッシュの今。(笑)


でね、この9条イベント…だいぶ前に知ってました。
私は、できれば、このイベントに参加して、何をおっしゃるのか?
…見たかったっす。

たまちゃんのおっしゃるとおり、
「歌うのはワシや!~」
のお方が、なぜに?
湯川さんの企画でしたでしょうか?
だからでしょうか?
神奈川のイベントだからでしょうか?
その場でのコメントが知りたい…。


まあ~今、母との生活を一番に考えてますので、新たに出てきたイベントに、遠征するには、時間的に余裕が無いんで、諦めてますが…
だれか、参加でなくても、
見てきて欲しいイベントです。


来年は、また、きっと、楽しい事がありそうだから、今は、今回のフライヤーだけで、判断せずに…(苦笑)
でもでも、たまちゃんらしい発言…嬉しいです。
返信する
Unknown (神さん)
2010-08-01 13:02:03
私もたままんさんと同じ気持ちになっています。
アルバムの中の「窮状」にはびっくりした
けど、そのときはまぁアルバムの中の1曲
だしと思っていました。ライブで聞くのは
まだ許容範囲だったんです。あくまでも
聞くであり聴くではありません。

が、フライヤーの「ジュリーと歌おう」という
文字を見て、すーっと気持ちが冷めていく自分に気がつきました

今までいろいろなことをMCなどで言ってきた
ジュリーに、それはないだろうと思いつつ
ここまで来たんですが、自分のフィールドを飛び出して、歌う、それも我が窮状。これだけは自分としては譲れない気がしました。

>Meikoさん
おっしゃる通り、怖いもの見たさでどんな風だったかには興味がありますね。
そんなのもう興味ないわと達観できるようになりたいものです。
返信する
書き散らしログに (たままん)
2010-08-01 21:55:19
丁寧なコメントありがとうです、Meikoちゃん。

かなりのお忙しさみたいですが、Meikoちゃんこそ、身体大丈夫なの?
通勤の運転も気をつけてくださいね。

ファンの中には、9条の会が「ジュリーを担ぎ出した」のような意見も見受けられますが、
わたしは、ジュリーも積極的に参加するような気がしています。
そんで、これと言った発言はないんちゃう。
「ワシの仕事は歌うこと」って歌いにだけ行きはるような気がする。

今年のツアーはチケット取れているみたいなので、1度は行きます。
後は・・・ジュリー次第ですね。
もう1回、興味を持たせてくれたらそれはそれで歓迎ですよ。
返信する
冷却期間が必要なのかも (たままん)
2010-08-01 22:04:49
>神さんさん

ライブ詣でをやんぴしたら、神さんさんや仲間のみんなに会えないのが淋しい。
ってイの一番に思いました。

でも、まぁ、またなんとかなるよね。

「還暦過ぎたら、好きなことをやる」っていう発言が
こんなこと指してたんやね~難儀なおっさんやわ。

ファンのこんな意見もあるって、コメント込みでジュリーに提出したい気分です~。
返信する
残念です (Tina)
2010-08-01 22:43:10
ネット上にご自分のblogをあげていらっしゃるということは、世界に向かって意見を発表すること。
そんなことを今さらたままんさんにいうことでもありませんね(笑)。
ご自分のblogだから どんな意見を述べられても結構ですが、今回のイベント参加のいきさつや 沢田さんの心情については おそらく貴女は正確なことは何もご存知ないのではありませんか?
これはその気になって調べればある程度の情報は得られると思います。
あのフライヤーは 私もあまり感心しませんが…。これも主催者側の気持ち(意気込み?)との間に微妙な齟齬があるのではないかと容易に想像できますが。今までのマスコミの取り上げがたの例からも伺えます。
もっとも沢田さんはそんな反応も承知の上でしょうね。
ジュリーファンも色々な考え方 信条をもっているのは当たり前です。
でも たままんさんのようにジュリーのファンであることもblogの売り(失礼な言い方ですが)のひとつになさった方ならば
せめて 当日参加して 沢田さんが何を話すのかを聞いて確かめてみて、それからの意見発信にしてほしかったと残念に思います。
それはネットという媒介を使い 意見をいう場をもつ方の責任でもあると思うのです。
返信する
>Tinaさん (たままん)
2010-08-02 00:06:26
率直なご意見、ありがとうございます。

今回のイベント参加のいきさつはおっしゃる通り存じておりませんが、
ジュリーの心情は楽曲「我が窮状」が全てを語っていると承知しています。


>あのフライヤーは 私もあまり感心しませんが…。
>これも主催者側の気持ち(意気込み?)との間に微妙な齟齬があるのではないかと容易に想像できますが

フライヤーは主催者側が作成されたものではないのですか?通常はそう思いますよね。
齟齬とは、主催者と何処のことでしょう?
この部分、Tinaさんは詳しくご存知のようですが、わたしには意味が分かりかねます。


ジュリーファンをBlogの売りにと画策したつもりはありませんが、
多感な時期にジュリーに出会い、ジュリーの歌に支えられた若い日々もあり、
40数年に渡りジュリーから受けた影響は隠しようもなく、拙い文章でジュリーを記してきました。

確かに(友人たちを含め)ジュリーファンも多数チェックしてくださってる当Blogなので、
ジュリー情報を求めていらっしゃるファンの方に今後は期待に沿えない旨を伝えようと
このエントリーを記しました。

イベントに参加して感想をというご意見もわかりますが、
ジュリーファンのわたしが興味本位で参加したら、
それこそジュリーと主催側の「思うツボ」にハマル行為。

わたしが参加しないことの責任を問われるのであれば、
問題ある曲を世界に向けリリースして、
ファンをイデオロギーで2分しようとしている沢田研二の責任も追求されるおつもりでしょうか?

返信する
Unknown (銀玉)
2010-08-02 16:46:16
これは複雑な気持ちに僕もなってしまいました、、、なんだかなぁ、、、

実はショーケンも最近ビミョーなんですよね、、還暦を祝う会みたいのを開いて、それがまたビックリするような金額だったり、、何故かオーダーメイドスーツのお見立て会が同時に行われたりしてるみたいで、、久しぶりにライブをやるかと思えば半分トークショーだったり(笑)なんだかなぁ、、、なのです。
返信する
一筆啓上也 (Rose6986)
2010-08-02 20:23:48
一足お先に…じゃなくて、ジュリー祭りを最後に、二足お先でジュリーファンをやんぴした私には、たままん氏の忸怩たる思いが、今ではなんだか懐かしく思います。

若い時ならともかくも、世間の仕組みをある程度知った大人なら、エンタメshowbizでのみ、価値を発揮する商標 「ジュリー」 芸名 「沢田研二」 を冠にした「我が窮状」を、偏向した市民運動に提供した「澤田研二」に異論を挟むのは別段おかしくはないし、Meiko氏やTina氏がエクスキューズしながらも「レッテル張り」した上で、穴だらけの主張をコメントされる方が、私には滑稽に感じられます。

憲法九条を守っているのは、平和にタダ乗りしている一般国民ではなく、自衛官、海保官、警察官…あと、外交官かな?

いわば、国民の生命と財産を守る「現場の方々」でしょう?決して、市民運動そのものが九条を守っている訳でありません。

漢字、国語の用例間違いを比喩と称する稚拙な修辞、印象操作で歴史的事実をねじ曲げた挙句に天皇陛下を蔑んでいるのか?と見紛うような 「我が窮状」 を有り難く拝聴かつ合唱する人達の不見識も滑稽の極み。


以下は大声な独り言。


カルト、セクト、マルチ勧誘者って、Tina氏のように言葉巧みに挑発しながら 「自分の眼
でご覧になってください」 で、誘引するんだよな。現場にさえ連れて行ってしまえば、無理やりにでも 「引っ張りっこむ」 スキルが別立てで用意してあるしね。


脊髄反射で「おかしい」と感じたモノには近づかないのが大人としての行動だよな…ぶつぶつ。
返信する
萩原さん・・・ (たままん)
2010-08-02 23:33:37
>銀玉さん

ショーケンのお見立てでスーツを作る企画なのですか?
還暦を過ぎたおふたりが、いったい、どうしちゃったのでしょう。

若い頃は放っておいても強力なスタッフが集まった彼らだから、
今は、自分の思い通りにしたい。という気持ちが強くなるのはわかりますが、
安っぽい売り方だけはしないでいただきたい。
カッコ悪くはなって欲しくない。

「男のやせ我慢、粋に見えたよ~♪」の頃はもう戻ってこないのでしょうか。

返信する
貴重なご意見、ありがとうございます。 (たままん)
2010-08-03 00:17:12
>6986さん

>憲法九条を守っているのは、平和にタダ乗りしている一般国民ではなく、
>自衛官、海保官、警察官…あと、外交官かな?


護憲派の方はよく「夫や子供を戦争にとられないように」と言われます。
ジュリーも「戦争は何も関係ない一般市民を巻き込む」とおっしゃってました。
けど、これらの言葉には「自分たちさえ巻き込まれなければ・・・」という身勝手さを感じてしまいます。

何十年も己の身体を盾にして日本の平和を守っている自衛官にも親もあれば子もいます。

9条の会のスローガン「戦争はいや!憲法9条を守るため今なにができますか」の「なに」は
正しい眼で現実起こっていることを見ることではないでしょうか。
クーラーの利いた快適なホールにみんなで集まって、
歌を歌っていれば戦争が起きないのであれば、わたしも参加しますよ。


>カルト、セクト、マルチ勧誘者って

これら全ての勧誘を受けたことがありますが、
どこもここも、自信がないのか、判で押したように全て初めは身分を明かさず、
組織の何たるかも語ろうとはしませんでした。
そのいくつかには、誘いに応じてもみましたが、
こちらに罪悪感を持たせるような拡張の仕方で、人の心など動くはずがありません。
何十年経っても、変わらないやり口に唖然とするばかりです。
そして、沢田研二がこの中に身を投じたという現実・・・ほんと参りましたです。
返信する

コメントを投稿

人・創造・冴」カテゴリの最新記事