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見たらわかるやんね、お団子です。
けど、このきな粉をまぶした団子って東京にはないのです
きな粉の団子はたまに見かけますが
中がよもぎ団子だったり、あんこが入ってたりで
あれは別物です!(キッパリ ww
わたしが幼少期に暮らしてた町で売ってる「団子」って
この団子だけで、みたらし団子とかは見たことがありませんでした
いわゆるローカル・ソウルフードっちゅうことですね
父方じーちゃんが、この団子が大好きで、よく買ってきてくれて、それがすごく嬉しかった♪
じーちゃんが買っていたお店が、まだこの団子を作っているのが分かり「食べたい!」気持ちが抑えきれずに、連絡してみました
「消費期限1日なので、即日便で大阪までなら送りますよ」
って嬉しいお返事が来ました
年末、千里に行くので、妹宅への配送をお願いしてありました。
ところが、ところが、クリスマス後の寒波の雪で
年末まで当日便が不通になってしまいました
明けて6日、無事に「きな粉団子」が妹宅へ届いたという写真だけが送られてきました
つまり、ワシは食べてません!!!!😭😭😭
1本80円。新幹線に乗って和歌山まで食べに行きたい🥰🥰🥰
てなことをジタバタとFBやTwitterで騒いでしまった今年の年始でした
本日、骨折で休んでいたノルディック・ウォーキングに2か月振りで参加した帰り
明日のお弁当に入れる、何か緑のものをとヒカリエB3の青果店に行き
ベビーリーフとニンジンを買って
エスカレーターを上がったところの和菓子屋さんでお団子が目に飛び込んできました
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まてまて早まるな!きな粉で中は見えないけど、あんこ入りかも・・・、ここは確認をしなければ。。。
きな粉団子の中はあんこ入ってますか?って勇気を出してたずねたら
販売のおねーさんが、申しわけなさそうに
「入ってないんですよ」って
思わずガッツポーズしましたがな!!
こういうの探してたんです。って即買い決定
渋谷ヒカリエのB3「直中 仙太郎」
ヨダレ垂らさんばかりにw必死で探して数十年ww
探している時は、なかなか見つからなかったのに、
灯台元暗しって、こういう事なのね
京都・寺町仏光寺にある「仙太郎」という和菓子屋さんが作った団子を
東京で職人さんが蒸し直し、和三盆蜜、黒きな粉でお化粧しているのだそうです。
きっと「きな粉団子」も発祥は京都なんでしょうね(知らんけど)
ただ、京の都はもっと華やかなお菓子が色々と考案され、地味な「きな粉団子」は淘汰されていった
そして、和歌山・奈良の山岳地帯(このあたりは貧しかったのだと思う)で生き延びて今に至るのではないかしら?
ヒカリエの「直中 仙太郎」さんでも、メインはおはぎ、最中でして「きな粉団子」は申し訳なさそうにひと箱だけでしたもの。
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帰宅して箱を開けたら、店頭で見たのよりいっぱいいっぱいきな粉入ってます。
残ったきな粉はヨーグルトやおかゆに入れると美味しいのよね♪
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お味は、ガキンチョの頃の記憶よりは「柔らかい&甘い」ですが
充分、充分、美味しく懐かしいお味で大満足でした♪
若い頃に聴いて好きだった曲は、曲名さへ分かればまた味わえます。なんなら当時その曲の隣に陳列されてた類似品の味見も出来るかも知れません。
しかし食べ物ではそうはいかないのですね。
一本80円のお団子を食べる為に新幹線で旅をする。
これは素敵な発想です。
旅先で食べるお団子の味は格別でしょう。
いつでもどこでも聴ける音楽でその発想はできるでしょうか?ん?まったく同じじゃないにしても別の可能性はありそうですね。それを考えるのもまた楽しいかも知れません。
きな粉団子は知らぬ、きな粉餅は良く食べた。
でわまた。
「きな粉団子」はあまりにもローカル・フードだったようですね。
同じ頃に出会った大阪・法善寺横丁にあった「インデアンカレー」もオトンとの思い出のあるソウル・フードなのですが
ありがたい事に、東京駅側のお店で昔と違わぬお味でいただくことができます。
音楽も食べ物も「懐かしの~」みたいなのあまり興味がなかったのですが
このところ郷愁込みで追ってしまうのは、
間違いなく、年老いたからですね。
ともかく、お元気そうでなによりです♪