この忙しい中もう一本仕事がきました。
今月同じ仕事で3本です。
もう食いしん坊なんだから!!
同じ仕事。違うクライアント
少々ネタ切れですね。。。
昔、広告代理店のSP局にいた頃
新人のコピーライター志願の子を連れて
歌舞伎町のそれもいかがわしいエリアに行った。
おっぱいパブが乱立しているゾーンだった。
その通りを歩くと多くの客引きが
「おっぱい揉み放題です」
「先っちょ、ピンクの先っちょ待ってます」
「たわわなおっぱい顔沈めてください」
これ全部違う店なんだよね。
たった一つのおっぱいを表現するのに
各店がそれぞれ言い換えている。
「あなたの手でおっぱい温めてやってください」
ボクはこのコピーが好きだった。
これが商品表現の基本なんだと思う。
糸井重里さんが言っていた
「商品の表現であろうと、写真の表現であろうと、
それを受け取った人のことを想像しないで
いい表現はひとつもない。」
さらにこんなことも。
「商品の送り手は、その商品を使う人の生活を
想像することから、絶対に逃げてはいけない。
相手がどんな生活をしているか。
どんな気持ちにしてほしいのか。それを想像
することこそが大切」
昔こんなコピーがあった
『カワイイ水着を買った。
あとはどこで見せるかだ。』
旅行会社の広告だった。
「どこに行くか」ではなく、「どこで見せるか」
というところに、カワイイ水着を買うことに
込められた気持ちが表れていて共感をよんだんだと思う。
新人連れて、心のスイッチを押す、
表現やコトバという点で教えたかったのだ。
歌舞伎町で女子社員にね。
ネタ切れだァ 時間も切れそうだァ
どうしよう。