・・・№89のつづき。
昨日のフラワーカップ、⑧レッドアケード 内田 2着。
3/23 日曜日
中山・第11レース GⅡ スプリングステークス 第22回
③スマイルジャック 小牧 1着。
阪神・第11レース GⅡ 阪神大賞典 第56回
①アドマイヤジュピタ 岩田 1着。
上記の、3人のジョツキーは公営出身者だ。
皐月賞を目指す若駒、天皇賞を目指す古馬、・・・公営出身のジョツキーに操られターフを駆けた。
棟梁の快気祝いは、浅草『懐石・瓢庵』華やかにかつ、厳粛に行われた。
・・最終レースが終わり余韻が冷めない中『・・・レバタラ』の聞こえる、飲み屋の通りを、灰桜の地色に白で仕上げた、所々に配した箔が洗練された、すっきりした小紋を着た春を感じさせながら、光江が艶っぽく健太郎と『瓢庵』に到着。
『まぁさすが・・・!!棟梁。粋な料亭でやるのねぇ。』
襟足を手のひらで押さえながら、健太郎に。
『80名くらい・・・って言ってたよ』
旬馬の大将と女将は、店があるため欠席。
明日の身内の内祝いの準備で大忙しだ。
末席だが二人の名前が書かれた席につく。
綺麗どころも、10人以上部屋に入ってきた。社中のお囃子の中、来賓についで棟梁夫妻も席につく。
祝電の肩書きの凄さに、健太郎は驚きながら光江に。
『棟梁すごいねぇ』
ハンカチを口元に。
『私も・・・驚いているのょ・・・』
『競馬と女の話しか聞いた事がなかったから・・・あと、少し仕事の話と』
二人で受けた。
著名な先生達からも数々の祝電が、届いていた。
『光江・・・この模様は明日の内祝いの土産話だ』
『東方、白鵬、宮城野部屋 モンゴル・グランバートル出身。西方、朝青龍、高砂部屋・・・・。』
呼び出しの、秀夫が。
『本日結びの一番』と、行司・木村 庄之助が。
館内にはマイクで『今場所最後の取り組みでございます。』
・・・あれから3分後、大きな白鵬が宙に舞った。
座布団が飛び交うテレビを見ながら。
『棟梁の怒りも・・・まだまだ聞けるのね・・・これから始まるわょ』
普通の『鮨旬馬』に戻ってきた。
来週はいよいよ・・・GⅠ・高松宮記念・中京競馬場・電撃の1ハロンだ。