心配するな!なんとかなる。

今起きていること、ちょっと立ち止まって考えてみよう。

アベノミクスとデフレ脱却

2013-06-17 03:14:45 | 日記
2013/06/17

自民党安倍政権による大胆な金融緩和政策により、円は売られ株価は外需企業を中心に反

応した。

日本が安定した成長戦略を描けるかどうか、アベノミクス三本目の矢にかかっているとい

われる。

確かにこれだけ長期に亘り、デフレから脱却できなかった国はない。

ただし、それは金融政策の不備と同時に生産人口の減少という構造的な要因が大きい。

それに加え各企業は、団塊世代の退場に対して省力化・自動化、人材の自由化による内部

留保の積み増しに眼を向けており、若年層・壮年層の労働条件の不安定さを残しながらの

日本の成長戦略は描きようがない。

若年層を抱えたくない企業と日本国のベクトルの不一致、物を買わない富裕シルバー層と

日本国のベクトル不一致、内部留保に勤しむこれらの対象から子育て世代にどう所得を移

転させて幼年人口を増加させるかが、日本全体の成長の鍵であると思う。